
- テーマ1 内装/居住性
- 車検証入れ、ブランケット、ボックスティッシュ、おまけにカメラの三脚…
実はこれらの小道具すべてが、ラゲッジスペースの床下収納とカーゴサイドボックスにおさまってしまうのです。
これらを「単にラゲッジに積むだけ」なら他のクルマでもできて当然の芸当ですが、これらを「外から見えないように収納できる」のはなかなか素晴らしいことです。おかげでラゲッジスペースの見た目はいつもスッキリで、急に家族以外のお客さんを乗せなくてはならなくなったときでも、恥ずかしい思いをすることがありません。
荷室容量を最優先に設計されたクルマではないと思いますが、しかしラゲッジスペースの実用性は望外に高いレベルに仕上がっています。
- テーマ2 燃費/経済性
- i-VTECのパワーを無駄なく活かし、自在にシフト操作が愉しめる5速ATパドルシフトのおかげで燃費は良好。混雑した市街地でも9km/l、高速道路なら普通に流していても14km/lくらいは手堅いところです。
燃料がハイオク指定であるとはいえ、比較的大柄で、空力の面からも不利なステーションワゴンの燃費としてはかなり優秀なのではないでしょうか。
欧州では排気量をダウンサイジングしたエンジンで燃費を向上させるのが流行のようですが、実燃費を聞くと意外にアコードツアラーと同レベルに落ち着いているようなので、それなら大排気量のゆとりを味わえるこちらの方がおいしいのかなぁ…などと感じています。
- テーマ3 走行性能
- やはり走行性能こそ現行アコードの価値ですね。
ボディがとにかくしっかりしているのでカーブでの挙動に不安がありません。ブレーキの制動力も車格に見合ったもので、急停止気味に踏んだときでもノーズがダイブしないのが驚きです。
しかしHondaの魅力はやはりエンジンにありますね。パドルシフトのマニュアル変速を使って回転数を3,000rpm以上に保つようにすれば爽快な加速が得られます。堅牢なボディも強力なブレーキも、すべてはこのエンジンを味わい尽くすためにあるのだと思います。
速いだけのクルマなら他にも多数ありますが、アクセルを踏み込むと嬉しげに回るのがHondaエンジンの美点です。

- ご購入される前にこのクルマにどんなイメージをお持ちでしたか?デザイン、性能等で期待されていたことを含め、お聞かせください。
- 力強い外観、上質で品のよい内装、そして欧州高級車に引けを取らない動力性能を期待して購入しました。