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ビート
夏草に萌ゆ

夏草に萌ゆ

ビート 
色彩人
50代/男性/埼玉県 2019年9月23日投稿

新婚当時、発売と同時に購入した真っ赤なビート。内見会に行き、即決しました。もともとバイク乗りですが、オープンエアのビートの乗車感覚、バイクと違和感の無いメーターの形状に心躍らされます。軽自動車の規格内でフルに詰め込んだハイスペックな要素。660ccの排気量は余すことなく楽しめます。
そんな初代ビートは、諸々の事情で手放しました。
以来11年、あの乗車フィーリングが忘れがたく、夢の中でにまで出てくるマニュアルシフトのフィーリングは、もう一度繰る思いを実現させました。
再度手に入れたビートは初代と同じ赤のカラー。ナンバーも初代のものと同じにしました。妻と初代のビートとともに撮った場所で同じアングルで記念写真を撮りに行きました。
もう一人、隣に乗せて走っていた赤ん坊だった息子は、今はこの二代目ビートのドライバーとしてよく二人でツーリングに出かけます。
ビートは家族の幸せを乗せて走る車。荷物はちょっとしか積めないけれど、熱い思いをたくさん詰め込んで走ります。
背中に聞こえるエンジンのうなりはドライブのよきBGMです。幌を開けるとさらにそのサウンドは増します。
バイクはもう、高速道路が走れない排気量になってしまいましたが、ビートはどこまでもどこまでも遠くの目的地まで快適に連れていってくれます。


まずはオープンエアになること。幌をたたむと完全な開放感があります。友人のS660に乗車させてもらいました。走行の装備はすばらしいのですが、個人的には開放感に欠ける印象でした。
ビートは幌をつけたシルエットも好きですが、幌をたたんだシルエットが最高です。割り切ったツーシーターはとても潔いデザインで、コンパクトな車格にスポーティな体躯、前後異経のタイヤサイズもあいまっていかにも「走るぞー」という印象です。フロントシールドの傾斜角は、空気を切り裂いていく感じですね。しかもまったく風の巻き込みがなく、うまく作っているなあと思いました。
また、ミッドシップ故のドアサイドのエアインテークの形状は、ジェット戦闘機を思い起こさせるものでとてもかっこいい。
外観はまったく非の打ち所がない優れたデザインだと思います。
走行性能ですが、エンジン特性のピーキーさが肌に感じられます。ぐーんと踏み込んで回転数を上げ、回転数をキープしてシフトチェンジしていく心地よさ。高まっていくエンジンの音に興奮です。パワステではないので、ハンドルを回す重さはありますが、それがまた逆にこいつを駆っているという満足感に満たされます。
降りていろいろな角度で眺めると、そのアングルごとの美しさにまた惚れてしまう車です。

総合評価

★★★★★

お気に入りポイント

  • 外観
  • 走行性能
  • 乗り心地

投稿内容は、お客様個人の感想であり、
弊社製品の性能、機能を保証するものではありません。

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