月日の経つのは早いもので、今年もあと3ヶ月を切るところまできた。台風一過で晴天となった今日は、3日ぶりにアコードを走らせてみた。泣く子と地頭、さらに加えて天候には勝てず、ガレージでじっと耐えて待機していたのであった。引き返しと思われる、乾いた西寄りの風がかなり強めに吹いていたが、アコードは気持ちよさそうに風に向かって、走り続けていた。じっと耐えて待機していた2日間がかなり堪えたようで、その鬱憤を晴らすかのように快走していた。今の世の中、週休2日は当たり前ではあるが、アコードにとっての2日間は、きっと耐えられない苦痛の待ち時間なのかもしれないのだ。長距離走行が得意のアコードではあるが、少しの距離でも毎日走ることができる体勢を望んでいるようで、相当アコードには耐え難い苦痛になっていただろうと思われる。しかし、この先、何が起こるかわからない御時世でもあり、万一、一週間もの間、アコードがじっとガレージで眠っているようなことが起きたとすれば、そのこと自体、アコードが病で臥せっていることであり、今のアコードではあり得ないことであり、私としても考えたくないことではある。もしも、可能性として考えられるとしたら、私が倒れてしまった場合であり、決して考えたくはないが、もし長期間にわたり入院することになったり、後遺症のために乗れなくなった場合を想定すると、アコードには第二の人生ならぬ、車生を送ってもらうことになるのかもしれない。まあ、今の時点で想像ばかりしていても、始まらないことから、アコードとのこれからの長い付き合いを存分に楽しみながら、アコードには私自身の余生と生きがいを支えてもらいつつ、あと10年できれば20年という年数を介護や看護といった意味も含めて、文字どおり両輪のごとく、アコードとともに安全走行を続けたいと願っている。