関西に住む友人の所有する愛車は、年末が来て丸4年となるが、走行距離が17,000kmと少なく、年間で4,000km程度の実走距離であるようだ。都会では公共交通機関も充実していることから、自家用車を所有していてもなかなか出番がなく、距離が伸びないのであろう。それに比べて、当地は田舎であるがゆえに車無しでは生活が成り立たず、結果として、私自身も車に頼った毎日であるために愛車アコードは多走行車になってしまっている。友人から見れば、私がアコードを酷使しているかのように思い込んでいることから、事あるごとにアコードを大事に使って長持ちさせるようにアドバイスをいただくが、毎回その指摘に反論して、いかにアコードをいつも大切に扱っているのかを説明しているのである。年数や走行距離、そして外見上の印象で車を大事にしているのかどうかを判断することは難しく、結論からいえば、自家用車を所有するすべてのオーナーが愛車を大切に愛着を持って扱っていることに間違いはないと信じている。私のアコードも10日ほど前に6回目となる車検を受けたばかりであり、ますます絶好調で、衰えることなど全く感じさせず、これからも私のわがままに付き合ってもらって、毎日出番の役目を果たしてくれることだろう。日常生活に欠かせない存在のアコードであり、日頃の運転操作や洗車、掃除、オイル交換といったメンテナンスなど、私なりにできることは行って大切に扱っているつもりでいることから、その想いはアコードにきちんと伝わっていると思っている。車は飾り物ではなく、オーナーの用途や目的に応じて役割を果たしてもらうことがなにより大事であり、期待に応えてもらうためには、日頃から愛情をもって接していないと最悪、愛車に裏切られてしまう結果になるかもしれず、そういう私もアコードに対し常に走行状態に気を配り、注意を払っていきたいと考えている。この先、アコードに乗ることができるのもあと10年程度と考えていることから、それまでの間、できる限りアコードを大切に扱って、ひとまず400,000kmを目指して長寿走行を心がけようと自分に言い聞かせているところである。