愛車アコードの洗車は月に2、3回は必ず行っているが、アコードが眠る寝室であるところのガレージは汚れが目立ってきたために、今日は久しぶりに掃除をしてみた。ついでにボンネットを開けてエンジンルームを覗いてみたが、オイル漏れもなく、異常はなかったが、最近では滅多とボンネットを開けることはなく、始業点検もほとんどしなくなってしまったが、たまにエンジンルームを眺めてみると素人なりに見ても日頃よく頑張ってくれているアコードが可愛く思えて一段と愛おしく感じられるから不思議である。ガレージの床面もオイルが漏れていないか、いつも確認はしているが、愛車の状態は常にベストコンディションを維持しているように心掛けていなければならないが、今のところアコードには不具合はなく、まだまだこの先20年や30年、現役のままで走り続けてくれるだろう。それに比べて老化が進む私は、階段でつまずくは、飲食の際にむせてしまって、食卓を汚してしまうなど、こんなはずではないと思いつつ、明らかに年齢相応の老いや衰えが顕著に表れてきているのだ。従って、アコード運転中も焦ったり無理することなく、運転操作を確実にこなしながら、安全運転に努めているところである。アコードから見れば、私の運転は心もとない下手なレベルであろうし、私から見ても、もっと上手なドライバーに運転してもらったらアコードも喜ぶだろうにと、申し訳ない気持ちでいつもハンドルを握っているのである。自分自身では少なくともあと10年は、周りに迷惑をかけることなく、法規も遵守して無事故無違反で運転を続けることはできるだろうと考えているが、そのうちクラッチ操作がおぼつかなくなり、エンストも増えて、アコードから愛想をつかされることになるかもしれないが、マニュアル車であるアコードはボケ防止も兼ねていることから、できる限り長く大切に乗り続けていきたいと思っている。そんな私の独りよがりのわがままを察してくれているのか、愛車アコードは掃除が終わってきれいになったガレージで静かに気持ちよさそうに横たわって待機し、明日の出番を待ってくれているようである。