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アコード ユーロR
無我の境地
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アコード ユーロR 
FromMe ToYou
60代/男性/三重県 2018年6月11日投稿

私が車に乗り始めてからすでに半世紀近く経過しているが、1台で300,000kmもの距離を走り継いだ車はなく、アコードが最初で最後になるであろうと思われる。友人に言わせれば、300,000kmもの距離を走らされて酷使されているアコードは人間に例えるとすでに100歳まで到達しているに相当してると酷評されているが、大事に愛用してる私自身から見れば、アコードはまだまだ40歳代の働き盛りであり、とても寿命が近いようには見えず、スタミナ抜群元気溌剌のエリート幹部のようにしか見えないのである。確かに今まで交換した部品や修理した箇所もあるが、その都度見事に復活して蘇ってきており、フェニックスアコードと言っても過言ではないと言い切れるのである。私の身近な方で、私のアコード以上に所有車を大事に愛用されていて、400,000kmもの距離を大きなトラブルもなく乗り継いでいる方がおられるが、やはり共通して言えることは、長年大切に使ってさえいれば、単に交通手段としての道具ではあるものの、気持ちが伝わりその注がれる愛情に裏切ることなく、想いに応えて期待どおりの走りを約束してくれるものなのである。走行距離に拘るわけではないが、長く愛用すればするほど、当然ながら距離も延びていくものであり、展示物として陳列してある場合を除いては、消耗し、劣化もし、傷んでくるものであるので、衰えは自分の痛みとして受け止め常に愛車の状態を把握しておくことも必要なのであろうと思われる。そんな私の心配をよそにアコードは今夜も雨の中、天理へ月に一度のラーメン会食のために往復200kmの距離を完走してくれたのであった。天理からの帰路、アコードは299,000kmを突破し、いよいよ300,000kmの大台まで1,000kmをきってカウントダウンが始まったのである。アコードにしてみれば単に通過点であって、もっと先に目標地点があるのだと言わんばかりであり、走行距離などまったく眼中にないようで、私に媚びることなく、ただひたすら無心に走り続けてくれているようで、私は頭が下がる想いである。

総合評価

★★★★★

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弊社製品の性能、機能を保証するものではありません。

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