年数相応といえばそれまでであるが、アコードを見れば傷だらけである。細かい擦り傷など数え上げたらきりがないくらいである。13年目を迎えて走行距離も30万kmに近ければ当然のことと納得もできる。しかし、そんな満身創痍のアコードではあるが、その傷を勲章のように感じていつも直向きに走り続けていてくれる。今日も寒風をついてアコードで出掛けたが、まったく衰えを感じることなく、快調に走行してくれている。そんな寡黙なランナーであるアコードに対して、洗車やワックス掛けでささやかながらせめてもの感謝の気持ちを表しているが、冬季前までは毎週のように洗車しているものの、この時期はどうしても億劫になり、今月に入ってからはまだ2回しかアコードを洗っていない。汚れを落とすこと以外にも、洗車をすることによって新たな傷を発見することもあることから、手洗いによる洗車は欠かせないのである。できることなら、アコードで走り終えたその都度、労わるつもりで洗ってやりたいと思う気持ちは十分あるが、現実はアコードにとっては裏切ってしまう結果となっており申し訳ないが、アコードを大切にしようとする気持ちは13年目を迎えた今でも新車の時から変わってはおらず、ずっとこれからも変わることはないと断言できるのである。それはアコードを買い替えるつもりはなく、これからもずっと長く乗り続けて行くという意思の表れであり、多分私の身体が動かなくなるまで、アコードとともに歩んでいくであろうと言い切れる自信があるからなのである。