友人曰く、私のアコードは人間に例えると90代の老人で身体のあちこちにガタがきているとのこと。あまりの暴言に、現役バリバリ40代の働き盛りであり、定期的に健康診断も受診し、必要に応じてドック入りして悪い箇所があれば早めに治療も受けていて、現在も健康そのもので、少なくともあと10年、50万kmに到達するまでは現役続行で働き続けるであろうと反論したところである。恐らく、私自身の老化が進行して、アコードよりも先にリタイヤしてしまうであろうが、それまではアコードを買い替えることもなく、今のまま大切に乗り続けていこうと考えている。友人はどうも私の運転が乱暴でアコードの劣化を早めていると誤解をしているようで、この点も決して乱暴ではなくて法定内で可能な限りアコードの能力を引き出そうと注意を払いながら、慎重に運転していることを付して解説したのである。いずれにしてもアコードは高性能で安全性も高く耐久性にも優れているが、私の未熟な運転技術では、持てる100％の能力を引き出すことは到底無理であり、常に20から30％程度の力しか出し得てないような気がしてならないものの、アコードはいつも悠然として余裕の走りを見せてくれている。先日、自分自身の疲労回復剤を購入するために薬局に立ち寄ったところ、アコードがちょうど28万kmに到達していた。疲労とは無縁のアコードである。