学生時代の悪友たちが3か月ぶりに集まり、大阪で旧交会を開いたことから私はアコードで1泊2日のドライブを兼ねて参加した。雨となった初日は自宅から一般道を使って、片道190kmの道のりを6時間かけて宿に到着した。初めて走行した京奈和自動車道は無料区間が続く対面通行の自動車専用道路であるが、部分開通のため全線は完成してないものの、アコードにとってはギアチェンジが必要のない快適で見晴らしがよく丸々得をしたようなコースで、再び訪れてみたいと感じさせられた。翌日は天候も回復したなか、阪和道を南下して紀伊半島を左周りに周遊するルートでアコードを走らせたが、国道42号に入っても通行量は平日のためか少なく、思ったよりも想定時間が短くて済み、アコードは逆に物足りなさを感じているようであった。結果としてアコードは2日間で776kmを走り切ったのであるが、途中266,000kmを突破して、年間最多走行距離に近づいたのであった。しかし、今年も残すところあと2週間を切ったが、年内アコードでの長距離ドライブの予定はなく、平成23年に記録した年間最多走行距離の27,818kmを凌ぐことは難しいと考える。単に走行距離だけを比較するのではなく、アコードの快適でゆとりある走行実績を振り返るための指標や目安として、記憶しておきたいだけなのである。私とは違い、アコードには老いはない。