伝えきれない愛車への思い
- 鹿島さん (20代/愛知県)
- (YA-ZE1)
2011年5月15日の投稿
愛車の特徴を以下に述べよう。
(1)Hondaが出してた
(2)2シーターの
(3)アルミボディの車で
(4)車名にNS…が付く
(5)とても希少価値の高い奴
(6)高根沢工場で製造
これだけ言うと、少し車に詳しい人ならNSXと勘違いしてくれて、「凄い車乗ってますね!」と言ってくれる。
しかし、実際にはこういう会話をする機会は無い。
「いや、いいから。車名だけ答えて。」
こういう問いかけが大半だ。
そこで初代インサイトと答えると、
「凄い車乗ってますね…。何でですか?」と聞いてくる。
何故って…。
(1)〜(6)に答えが書いてあるじゃないか。
しかもこれに、
(7)当時世界一の燃費性能
(8)極限まで空力を考えたボディ
(9)ハイブリッド駆動
まで付いてくるのだ。これで食指が動かないわけ無いだろう。
僕がこの車と出会ったのは就職する前で、一目見た瞬間から「欲しい欲しい」と思っていたものだ。
就職して、ようやくこの車が買えるようになった時、残念ながら生産は終了していた。
生産終了を知ったのは、まさに今、この車を買おうと思って赴いたHondaディーラーのお店であった。
そこでは初代インサイトは買えなかったが、パンフレットだけは貰えた記憶がある。
残念だった。枕とパンフレットを涙で濡らした。
そこから数年だったろうか。
K社の250ccのバイクにブーブー言わせていたものの、やはり屋根が欲しくなった。
雨の日も、風の日も、屋根さえあれば何でもできる!行くぞ!1、2、3、ダーッ!
しかし、屋根だけが理由ではない。(1)〜(9)も大切な理由だ。
ともかく、初代インサイトを探しに探した結果、
岡山のある中古車店で今の愛車を見つけることができた。
走行距離は10000キロ未満。素晴らしいことこの上ない。
ただし、そこからが一苦労。
2次電池を積む車の走行距離が極端に短い場合どうなるか。
2次電池は完全に失活しているため、充電ができなくなる。
中古で買った自分の愛車も例外ではなく、買って3ヶ月で充電池の交換を余儀なくされた。(財布にとても響いた...)
ハイブリッド車なのにハイブリッドじゃないという、とても残念な時期もあった。
ともかく、それも過去の話である。