CR-Z

3週間ぶりのドライブ

ちょっと遅い青春さん (40代/東京都)
α・Dressed label III
2015年2月8日の投稿

駐車場に行くと、ボディカバーに包まれたいつものフォルムが見える。何となく安心する。まず、車の周りを歩いて一周し、タイヤなどに異常がないかざっと確認する。次に、ボディカバーの上から軽く雑巾がけをして埃を取る。運転前のお決まりの儀式だ。そしてボディカバーを外すと、私のCR-Zが現れる。いつも機嫌が良さそうに、「やあ、来たね。今日はどこへ行くの」と言っているようだ。週末に所用や天気の悪い日が重なって、この前運転してから3週間も空いた。そのせいか、今日運転前にボディカバーを外すと、「やっと来たね。僕の事を忘れたのかと思ったよ」と言われているような気がした。

CR-Zという車は、切れ長で真ん中が青いヘッドライトとフロントグリルの形状がどこか愛嬌のある生き物を思わせる。丸く広く下がってゆくリアの曲線も動物的だ。車なのに生き物のようで、他のどの車にも似ていない。ユニークな存在だと思う。

ドライブを終えて駐車場に戻ると、ボディを念入りに拭いて汚れを取り、またボディカバーをかける。「また次の週末どこかに行こう。待ってるよ」という声が聞こえてくるようだ。

CR-Z