ZEST
ZEST  
ゼストのユーザーズボイスへ  
 
投稿タイトル:「欠点のない軽自動車」
白鳥さん 40 代  (千葉県在住) <2007年6月7日の投稿>
テーマ1:『スタイリング(外観/外装)』
断面が台形というのは安定感があります。

色はプレミアムホワイト・パールを選びました。膨張色ということもあり、クルマが大きく見えます。

スポーツタイプということなので、ある程度派手なパーツがついているのは仕方がないのですが、バンパーの処理、フロントグリルなどはごてごてしていて好きではありません。

スタイリングに入るかどうかわかりませんが、HIDランプや色つきのフロントウィンドウなど実用的な装備がなされていて及第点です。
USER'S VOICE
テーマ2:『インテリア(車内空間)』

車内は意外に広い。幅も前後も他の軽に比べても遜色ありません。
また、ベンチシートなのですが適度なくぼみがあってサポートはよいです。183cmの私が座っても、足下から頭の周りまで余裕があります。

特筆なのがメーターです。
トリップメーターは3段階あり、オドメーター、トリップABです。
さらにトリップには、燃費表示があり役に立っています。やや誤差があって最大1km/Lぐらい。トリップごとに計測可能です。

ATなのであまりありがたみはないですが、Honda伝統のインパネシフトです。使いやすいです。

USER'S VOICE
テーマ3:『ドライビング(走り)』
このクルマを選んだのが試乗した瞬間でした。
店から国道に合流するためアクセルを踏み込んだのですが、軽特有のビーンというエンジンの音がほとんどしないのです。静かな上に不快な高回転のエンジン音がしない、低速からターボトルクがでているなどのため、リッターカーに乗っている感じです。
Hondaはすごいエンジンを造ったものです。2千回転ぐらいでもスルスル加速していくのは本当に驚きます(ボディは結構重いはず)。
強いていえば、低速トルク重視、ミッションも燃費指向でハイギア、ということでフル加速したいときに回転がドカーンと上がらないところがイマイチです。Hondaらしい高回転のエンジンを期待するとやや裏切られます。

扁平のタイヤとボディ剛性の高さは軽快なハンドリングを生みます。
背が高い割にロールが押さえられていて、タイヤのグリップを感じながら曲がれるのは立派です。これが購入の決め手になりました。

ここまでほめたのですが、最後のステアリング周りがちょっと不満です。スポーツターボシリーズだけでも、もう少しクイックな剛性の高いステアリングがあればさらに軽快です。タイトなコーナーでハンドルを切り増す操作が必要です。ボデイやサスがしっかりして、ノーズの回頭性がよいだけにダルなハンドルは興醒めしてしまいます。

燃費は街乗りのみで12km/L、立派です。エコラン、長距離では15km/L以上いくのではないでしょうか。

動力性能、走行性能を考えると、もう少し売れてもよいクルマです。
ビート以来の究極の軽自動車だと思います。
USER'S VOICE
前へ 次へ