我が家のストリームはモデューロのエアロでキめているのでカッコ良くしかも上品。常に品の良さを失わないHondaデザインは一流だ。自らの最高の技術と感性に更に磨きをかけ独創のオリジナリティを追求して行く。世界の一流と呼ばれる者の共通の姿だ。日本ではHonda、これと対極を成すものがフルコピーというやつか。こっちの方は世界の下流とでも呼んでおこう。
ストリームはファミリーは勿論若いコが乗ってもお洒落だ。粋なコイツは子供達に大人気、オトーサンの乗る番がやって来ないではないか。休日にはワインディングを攻める筈がモンキー等で御近所の路地を攻める日々多し。モデューロなんてっ、ストリームのバカッ！
こんなオトーサンに愛妻とデートのチャンスがやってきた。目指すは奥多摩か。リミットを6000回転としてSマチックを楽しむ。初期応答はソフトだが粘り強い足回り。四輪ディスクで充分減速し前方が確認できたらアクセルとステアのタイミングを合わせる。と、殆どロールもせず鋭い回頭性を見せ実に楽しい。子供達よ、これがストリームを安全に早く走らせる一つの方法だ。エンジンといえばHonda。回る、回る。音だって官能的だ。K20Aはもっと回せと誘惑するワル。簡単に誘惑されるオトーサンはもっとワルか。
一人だけ？楽しんだ帰り道「次は絶対一人で来てレッド迄回そう。燃費重視のタイヤは早くすり減らし子供達に危険だとアピールしよう。しかしサスを入れ替える口実が・・・ウウム」等と考えている事を妻に悟られてはいけない。「何か考えているでしょ」鋭い妻の質問に「きっ、君っ、君がいつもにも増して、きっ、綺麗なんで照れてるんだよ」。と、即答出来る様、心の準備をしておくなんて、走り屋のオトーサンとしては当り前さっ！
この時の燃費は15km/L近く走った。5速で流れがいいともっと走る。オトーサンの財布に優しい愛しいヤツ。
それにしてもこのサイズでこのスペース、このスタイル、この走りだよ。又してもHondaによって車を見る基準が変えられた。
ストリーム？いいねえ。世界最高の技術から生まれた本物だ。
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