PRELUDE
PRELUDE  
プレリュードのユーザーズボイス  
今日も愛車はご機嫌でした。
愛しのプレリュードさん 30代  (長野県在住) <2006年7月8日の投稿>
先日、中古で購入して6年連れ添った愛車プレリュードと最後のツーリングに出かけてきました。

独身時代からのプレリュード。生涯この車で走りぬきたいと意気揚々に購入したプレリュード。思えば、周りからは散々な酷評を浴びせられながらの6年間でした。妻には「家族が増えたのに2シーター?!」、仕事で部下を乗せるたびに「車高が低くて乗りにくい!」、友人に運転させれば「後ろが見えない!」と数知れず・・・。

2代目の愛車となったこのプレリュードとの出会いは突然訪れました。初代の愛車を購入する際、当時ペーパードライバーだった私は「将来プレリュードに乗るために、まずはこの車でドラテクを特訓だ!」とばかりに、プレリュードの弟分である中古のインテグラSi-VTECを購入。それでもエンジンにはこだわりを見せてDOHC!納車5分後に右脇腹をこすったのは今でも懐かしい記憶です。そのインテグラがアクシデントに遭い、思いもよらぬタイミングでこのプレリュードと出会うことに・・・。

インテグラもまた良い車でしたが、プレリュードへの乗り替えではやはり段違い!街中では小回りが利かぬ愛嬌を見せるものの、いざ高速に乗れば水を得た魚のごとくエンジンが超ご機嫌に!排気量2,200ccながら1200kg台という軽いボディに搭載されたエンジンは、当時の4気筒ながらVTEC-DOHC!この車体に200psのパワーで背中がグングン、ドライバーズシートに押しつけられる!
「爽快感」そんな言葉がこの車には良く似合う。私にとっては、Hondaの最高傑作ともいえるこのプレリュード。

しかしながら命あるものには必ず別れがやってくる。6年の歳月は車体のあちらこちらを劣化させ、リアバンパーが落ち、トップの塗装がはげてサビ出し、エアコンが壊れ・・・。めでたく3代目の愛車に選ばれたのはインスパイア。納車が近づく期待感と反比例するように、プレリュードとの別れの時が近づいてくる・・・寂しい・・・。

昨今のご時世も手伝い、プレリュードのような低燃費&高排気な車はドンドン時代から見放され、今では残念ながら廃版となってしまいましたが、できることなら将来生まれ変わったプレリュードともう一度出会いたい・・・そんな思いが押し寄せる、生涯最高の愛車とのラストランとなりました・・・。
さよなら愛しのプレリュード。6年間お疲れ様。そして、思い出をありがとう!
USER'S VOICE
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