PRELUDE
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プレリュードのユーザーズボイス  
非力ながら扱いやすい【初代プレリュード】
斎藤信吾さん 30代  (静岡県在住) <2002年2月16日の投稿>
家にクルマがなかったため、全く興味がなかった私が免許を取得した学生の頃、ちょうど日本のN・S選手がF1デビュー。ブラジルのS氏、イギリスのM氏など魅力あるドライバーも。

Hondaを意識しはじめたその頃に先輩のワンダーシビックSiに乗せてもらってビックリ。それまではタクシーの「絶壁インパネ」が普通だと思っていたのに、シビックはトレイ状インパネ。そのおかげで着座位置は低いながらとても視界が良かった。

すっかりHonda党となった私はアコードエアロデッキ、クイントインテグラ、2代目プレリュードにも興味が湧く。しかしどれも中古でも高い。そんな時知人がプレリュードを30万で譲ってくれるというので飛びついた。実車を見て???リトラじゃないけどプレリュードだからいいか、と購入。2代目AB型と違って初代SNは前の窓も小さく、視界が悪いのは誤算だったが歴代で最も開口面積の大きいサンルーフは今もお気に入り。ボディも4090×1635×1290で今のシビックより小さく扱いやすい。1750ccのEK型エンジンはグロス97ps(先日実測したら74ps)非力ながら、車重が935ぐらいなのでそこそこ軽快に走る。

2代目、3代目全盛の頃は「こんなのプレリュードじゃないよね〜」なんてかなり言われたけど、マイナーな方がいいよな、なんて思っているうち21世紀まで生き残っています。トラブルはディストロビューター、ウォーターポンプ、マフラー脱落が各一回。「古い車は電装系は仕方ない、故障のうちではない」と思っているものの、豪雨の高速でワイパーがいきなり止まった時と、夜の交通量のない雪山でチェーン装着時にバッテリーが上がり、暖房が全く効かず吹雪になり凍えそうになった時にはさすがに参りました。

97年に雑誌の企画で日光サーキット走ったら楽しかったので、以後富士、やまなし、筑波、岡山備北、TI英田と走って、2002年正月、念願だった鈴鹿サーキットフルコースを走りました。購入時はまさかこのクルマでサーキットはありえないと思っていましたし、実際立ち上がりは面白いように抜かれ、富士や鈴鹿サーキットでも165kmまでしか出ませんがハンドリングは定評あったモデルです、走ってて楽しいです。タイヤは175/70R13から195/50R15、サスとブレーキパットは変えましたがあとはノーマル、2002年は235,000kmで迎えました。部品供給が続く限り乗り続けていきたいです。
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