ODYSSEY
ODYSSEY  
オデッセイのユーザーズボイス  
慣らし中の所感
しんさん 40代  (東京都在住) <2006年4月16日の投稿>
家族大人数で移動することができ、ストレス無く走る車が欲しくなり乗替えを決意した。

2.4LはDOHC NAながら、綺麗にレッドゾーンまでストレスなく廻る。エンジン回転が上昇するにつれ、i-VTECの音の演出も流石で、いい感じだ。Lとは異なり、足を鍛え上げた乗り心地も好みに合う。S社スポーツセダンLに比べると、ロールのスピードや踏ん張り方が違うが、これならちょっと攻める楽しみもありそう。
トレッドの広さ・ホイールベースの長さから得られる直進安定性とスラローム時の安定感は、高速走行でスピードを一気に上昇させる余裕もみせる。慣らし中、エンジンは3,000回転も回していれば、充分に流れに乗れる。静かに滑るように廻るエンジンが、スムーズに車体を加速させる。適度なトルク・パワーと適度に締めたサス、キチッとしたシャーシ、55タイヤが乗り心地のよさと安定感を生み出しているようだ。

色はアブソルートのプレミアムホワイト・パールに決まりだ。オプションとしてはリアカメラ付HDDナビ、ETC、ドアバイザー、ガラスコート、カーアラームを付け、前車からホイールロックを移植した。

納車3週間でようやくエンジンオイル・フィルターの交換を終え、慣らし終盤に入る。発進時は車両重量の重さを感じ、多少もたつくが30km以上からの加速感は満足できる。これはフル乗車状態でもそれほど変わらないことに驚きだ。
横風にはさすがにでかいボディが影響し流されるが、広いトレッドと長いホイールベースから生み出される安定感を損なうものではなく、安心して操縦できる。
ブレーキの効きと踏んだ感触もカチッとしていて好印象。フロントが必要以上に沈み込まず、前後同調して沈むため不安感も少ない。

ただし良いところばかりではない。フロントシートテーブルは高速走行時にがたつき、トレイに入れたアッシュ缶・ドリンクを振動させ、せっかくの高級感に水を差す。
純正のライトバルブもHIDとの差が大きく、見た目の一体感に欠ける。ポジション・ハイビーム・フォグのバルブを交換して見た目の統一感がでた。
共有部品のせいで安っぽさを感じさせるドアロックピンもいただけない。ほとんど触ることはないが見た目に安っぽいプラスティックではなくせめてアルミ製にしてほしい。早々に社外品に交換した。
外観上のデザインの基点となるAピラーも太すぎて、右左折時の見通しが悪い。その他、欠点らしきものは見当たらない。この車には永く、いろいろ所に家族みんなで乗っていきたい。
USER'S VOICE