6年間愛用した某T車の天才タマゴにもヤレがでてきて次期候補を物色し始め、ミニバンの高いユーティリティ性能の恩恵を知ってしまったからには普通のセダンには戻れず、かといって走りの面でガマンも限界だったので、2つの相反する条件を高次元で満たしてくれそうなオデッセイに絞り、試乗の結果アブソルートに決定しました。

7人乗車可能なミニバン的に、ときには少人数で荷物を満載したステーションワゴン的な使い勝手に満足しています。
ひとたびワインディングに入りSマチックのマニュアルモードで走る態勢に入ると気分は商品紹介ビデオの佐藤琢磨です。シフトアップはオートマまかせの方が確実ですが、シフトダウン時はマニュアルで4速→3速→2速と落とすと適度なエンブレが効いて、リズミカルな走りが可能です。

音は3千回転位までは静かですが、4千回転〜5千回転くらいで心地よいウォーン（クウォーンまではいかない）の音を響かせます、6千回転以上はチョット苦しい感じになってしまいますが。

どちらにしても目的に応じて、二つの要求を高い次元で満足させてくれる、「一粒で二度おいしい」車と言えるでしょう。