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投稿タイトル:「至福を感じたければ貴方もGO!」
ミッドシップ命さん 50代  (福井県在住) <2006年7月2日の投稿>
テーマ1:『スタイリング(外観/外装)』
所有して早や6年になりました。発売時はまさに高嶺の花、よもや自分と付き合うとは考えもしませんでしたが、たまたま中古ショップで見かけ、試乗したのが運のツキ。慈母のような妻の理解と、タイミングよく定額貯金の満期到来で、難なく条件をクリア。年齢的にもこの時を逃したらもう乗れないと思い、車庫の一員に加えました。

F16ファイティング・ファルコン張りのキャノピー、やや前寄りに位置する低く流麗な造形は、今日でも色褪せることがありません。
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テーマ2:『インテリア(車内空間)』
戦闘機のコクピットを彷彿させるタイトなキャビンと、ダッシュボードと一体となった左右のコンソールは、まさに男の仕事場。着座位置が低いながらも前方視界は極めて良好で、操作性にも特に気を使うところはありません。

ビニールレザーや本革を使った内装は、オーソドックスで飽きのこない温かさを感じます(最近増えてきたアルミ調のプラスチックを多用した無機質な内装は、個人的にはどうも好きになれません)。

また、お約束のBOSEスピーカー、ABS、エアコンなどのマイナートラブルは、エッまたですか〜と笑いつつもその都度直し、また劣化した内装部品はぼちぼちとリファインしていますが、このような車と付き合える喜びの前には、完調を保つための保険料と割り切れてしまいます。
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テーマ3:『ドライビング(走り)』
今となっては排気量3リッター以上のハイパワーエンジンはごろごろ転がっていますが、車重の軽さもあってATながらパワー不足を感じることはなく、出足の韋駄天ぶりは爽快の一語に尽きます。
特に高速での走行安定性には目からうろこが落ちる思いで、リニアなハンドリングと路面に吸い付くような走りは、比較すること自体がナンセンスですが、並みいる重量級スポーツセダンとは一桁アベレージが違います。
反面、街中では車高が低いため段差に多少神経を使うぐらいで、ストレスなくイージーに走るなんとも楽チンなスポーツカーだと感心してしまいます。

既に車齢16年目の老境に入ってはいますが、購入時にリフレッシュプラン以上に手を入れ、その後は定期的なメンテ、消耗品の交換などはほとんど自分でこなしていますので、これまで大きなメカトラブルはなく、部品供給もそこは国産の良さ、すぐに入手でき保安部品自体は価格もリーズナブルなため、財布の中の寂しがりやさんたちが離れ離れになる機会もそう多くはありません。

今はやりの高額なビッグワゴンもいいですが、新車で購入することを思えばNSXといえども十二分に手が届き、リセールバリューも高いので事情が許すならばぜひ一度は手にし、その真髄に触れてみるべき車ではないかと思います。

現在、NSX、ビート、アクティトラックのミッドシップ3兄弟のほか、他社の4ドアスポーツセダン2台をTPOに応じて走り分けていますが、最近は遠出する機会が少なく、この春買い替えたアクティトラックが結構楽チンなので、ファーストカーになってしまいました(笑)。
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