夢の実現 |
吉野涼二さん 40代 (千葉県在住)
|
<2002年11月27日の投稿> |
|
1999年に中古車で入手(1996年度登録のtype T、5MT、赤)。1990年の発売以来の念願を叶えました。
40代のサラリーマンの身としては「遠い将来の楽しみ」という気持ちでいましたが、ある日突然の家内のOKサインに乗じて、ここは一気(!!)に購入しました。
以来3年半、日常的な出費の増加傾向に悩まされながらも楽しい日々を送っています。用途は通勤と旅行。会社までの片道70kmの道のりを週に1〜2回程度使用。今年免許を取得した19才の息子は、運転技術の向上等にやや消極的な小生の愛車を「宝の持ち腐れ」と嘆いていますが、日常に非日常を持ち込む事で常に気分をリフレッシュし続けています。
当初、人生初めてのスポーツカーに不安や戸惑いもありましたが、素人の日常運転も難なく受け入れる懐の大きさに関心しています。また、入手約半年後に参加した「オーナーズミーティング・ベーシックコース」での基本的な運転技術と非常時の挙動等多岐に渡る講習、そしてS講師、コーチングスタッフ、特別講師のU氏とのふれあいを通じて、多少なりともこの車の開発によせる関係者の情熱や、「スポーツする車」に対する環境整備等への理解を深めた思いでした。
機会を見つけてこれらのミーティングやフェスタ等にも家族と共に参加したいと思っています。
今でも運転中には周囲からの視線を感じます。家内はそれを嫌います。奇異、好奇心、敵対心等の意志を持った目が多く、好意的なものはまだまだ少ないと思います。
逆に言えばこちらの挙動が常に注目され、その結果がこの種の車を持つ人種の一般論として周囲に認識されてしまいます。
これまで周囲にとけ込んできた者にとって、これらの反応は自己を律し、周囲の理解を向上させるうえで好ましいものと受け止めつつ、これからもこの世界を楽しみ続けたいと思っています。
この車は可能な限り所有し、運転し続けるつもりです。そして、将来、息子へバトンタッチすることがささやかな夢です。 |
 |
|
|