もともとトラベルトレーラーを持っていて、ファミリーキャンプのためにそれをけん引し、なおかつ室内で就寝できるフラットなスペースのクルマを探していた。
その条件を見事に満たすモビリオスパイクは、7スピードモードのマニュアルシフトができるのも、重いトレーラーをけん引するために絶好の条件だった。
燃費の良さもありがたく、長距離移動が多いと通常15km/L以上、けん引時でもだいたい12km/Lのランニングコストが、ますます使用範囲を広げている。
問題は、けん引に適した純正ヒッチメンバーがなかったことだが、うまくバンパー内に収まるサイズで単品製作することができたので、スタイリッシュなリヤボディラインをスポイルすることもなかった。
けん引走行時のスタイルが、古き良き時代のアメリカンなドッグフェイス機関車が客車を引っ張っているようで、微笑ましい感じが満点だ。
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