Hondaホームページへ
USER'S VOICEへ
LEGEND へ
USER'S VOICE
このページの内容は、『carmode』編集部より提供されております。
LEGEND TopLEGEND Top
Hondaのすべてがここに終結。新次元のドライビングが体感できる高級車はこれだ
Photo
Simple is Bestという言葉通り、落ち着き堂々とした新型レジェンドの登場に会場は湧いた
Photo
「これ、いいね」とレジェンドから降り立った福井威夫社長から笑顔がこぼれた。発表会場でのビデオ
Photo
Hondaの夢がひとつ叶えられた初代レジェンド。この頃から息づく志は未だ変わらず高く維持されている
Photo
Hondaらしい若さ溢れるデザインだが、ご年輩の方でも上品に乗れそうなバランス感覚が好印象だ
Photo
歴代レジェンドでは初となるエアロパーツをリリース。レジェンドをよりスポーティにスタイルアップする
 派手な音楽やダンスによるオープニングの後、クルマが登場。司会者の進行によって、開発責任者やチーフデザイナー出演による細かな解説がスタート…。これらが最近の発表会スタイルのトレンドになりつつある。しかし、新型レジェンドの発表会は、まったくもって違っていた。まるで、今のトレンドに逆らうかのように。

 発表会場は東京港区にあるホテル。冒頭から福井威夫社長が挨拶に立ち、その後はビデオで新型レジェンドの解説が行なわれて終了するといった、実にあっさりとしたものであった。新型レジェンドは1台が舞台中央のなだらかなスロープからゆっくりと降りてきて停車。そして、舞台下にはすべてのボディカラーバリエーションと、「モデューロ」によりカスタマイズされたモデルの全7台が並ぶ。拍子抜けするほどシンプルで潔く、それでいて重厚感のある発表会だったが、そこにはHondaの自信がみなぎっていたように感じる。「言葉より、クルマを見て欲しい」。そんなHondaのメッセージが聞こえるような気がした。

 今から19年前の1985年。小型車で成功を収めていたHondaは、初めて高級車というカテゴリーにチャレンジすることになった。その新型車を「LEGEND=伝説」と名付けたが、それまでになかったカテゴリーのクルマ作りに挑戦した裏には、多くの難題が立ちはだかったということは想像に難しくない。レジェンドは代を重ねながら、斬新なアイディアと技術によって、Hondaのフラッグシップとしての地位を不動のものとし、いつのレジェンドも、その当時Hondaが持てる技術が惜しみなく投入されて、常に話題のクルマであった。例えば、Honda初のV6エンジンの搭載から始まり、可変ウイングを設けて過給圧をバリアブルにコントロールする「ウィングターボ」や、国産自動車初*の「SRSエアバッグシステム」を搭載したことなどが挙げられるだろうか…。
(*Honda調べ:1987年9月2日発行のプレスリリースより)

 そんな背景もあってか、8年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型レジェンドに対しては、やはり「今のHondaのすべてがあるはずだ」という大きな期待があり、普段よりも厳しい目で見てしまう。クルマのモデルチェンジサイクルが一般的に4年程度とするなら、今回は2世代分以上となり、それほどまでに待たされていたということを考えてみれば、厳しくなっても当然だとはいえないか。長い沈黙から今、Hondaは新型レジェンドで何を提案しているのか、何を新しいと主張するのか探ってみたいと思う。

 新型レジェンド開発にあたってのキーワードは3つ。「独自の存在感」、「胸のすく走り」、「高い機動性」だという。これから導き出されたテーマは「New Driving Experience=新次元のドライビング体験」というから、上級セダンでありつつも、しっかりとHondaらしく「走り」について訴求されていそうである。しかも、この「走り」を中心に、かつてのレジェンド同様、まさにHondaの今持てるすべての技術が搭載されていることが確認できた。早速、秋晴れの箱根で試乗する機会を得て、期待に胸を膨らませつつ試乗会場へと向かった。
Page Top Next
footer
ホームへ 検索へ お客様窓口へ ご意見・ご感想へ マップへ ホットニュースへ ホームへ Chapter4 へ Chapter3 へ Chapter2 へ