タイプRオーナーであるという事 |
たいぷあーるさん 30代
(兵庫県在住) |
<2003年5月25日の投稿> |
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実は今年、インテグラ タイプRからアコード ユーロRに乗り替えてしまったので、既にオーナーではなくなってしまったんですが、深く印象に残っていることがあまりに多くあったので投稿することにしました。
車自体の詳細な走行性能については、多くの雑誌や他の投稿者の方々が既に書いて下さってますので、私は特に印象に残っている事についていくつか書きたいと思います。これから中古で旧タイプRの購入を検討している方は参考にしてみて下さい。
まず何といってもドライブしていて気持ちがいいという事。それも半端ではない刺激を伴ったものです。タイプRの魅力はこれに尽きるといっても過言ではありません。カタログにも「圧倒的なドライビングプレジャー」とありましたが、まさにその通りであると感じます。特に音。全開走行時は言うまでもありませんが、例えば高速道路でそこそこのペースで流していたとしても、同乗者の人にはかなり気を使ってしまう程です。
しかしクルマ好き、特にNA好きからしてみれば、言葉では言い表せない気持ちよさを感じることが出来るはずです。それはたとえ市街地で常用的な速度で走っている場合でも同様で、非常にレーシーなサウンドです。
私の場合、購入してから2年程してマフラーを交換しましたが、ノーマルでも十分に刺激的です。
次にドライでの圧倒的な速さ、これは細いワインディング等では無敵といえるほどのものがあります。代償として高速コーナーやウェット路面ではそれなりにナーバスな面を覗かせて緊張する場面に遭遇することもありましたが、そんな事はどうでもいい、と思えるくらいドライでの速さにこだわった割り切りのあるセッティングには潔さすら感じました。走る度に本当にただ者ではない事を感じることが出来ました。
他に比べるべき車がないこともこの車の魅力の一つです。オーナーであった5年間、他のどの車も羨ましいと思うことはありませんでした。車の車格とかそんなものとは関係なしに造り込みが非常にしっかりしており、一つ一つのパーツについてもノーマルとは思えないクオリティで、ハード面・結果としての走行性能全てに格好や宣伝文句だけではない「本物」を感じとることが出来ます。そして何より、この車を手放す最後の瞬間まで、本当にこの車のオーナーになって良かった、と思えたことが私の中で一番の記憶として残っています。 |
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