今からちょうど1年前のこの日曜日。
「地震は滅多に起きない」という“安全神話”を持つこの街で、まさかと思えるほどの大きな揺れを体験しました。確かあの日もどんよりとした曇り空の、休日の静かな午前中でした。
あの時からちょうど1年後の日曜日。
私はインサイトに乗って西方沖を臨むべく海沿いの道を走りました。画像は一休みしていた時に撮影したものです。三寒四温ともいえる鉛色の空、鉛色の海、そして銀色インサイト。
今はもう何事も無かったかのように街は動いていますが、未だ完全復興した訳ではなく、今後再来の危険性さえあるこの街で、
今はもう“当時”となったあの地震と、インサイトを・・・
私は忘れない。
そう、忘れてはいけない。
そう思いながらインサイトと共に西方沖を臨みました。 |