約20年前にCR-Xを新車で購入して以来、7台目のHonda車となります。生活環境が変わり、三列シート車が「生活必需品」ではなくなったため、「趣味性を取り入れた経済的な車」への転換を考えていたところ、このFITに出会い、オデッセイ(RB1)からの乗り替えとなりました。
それでは「こだわり投稿フォーム」に準じてコメントを...
【スタイリング】
フロント及びリアオーバーハングをギリギリまで切り詰めた、四つ足を踏ん張ったかのような、低重心の「塊感」がお気に入りです。カタログスペック(数値上)では「腰高感」がありますが、ガラススペースの範囲や占有割合、ヘッドライトやリアコンビランプの位置、ボディサイドの面構造(三段)が、ローフォルムルックに貢献しているのでしょうか。
ボディカラーの「ディープサファイアブルー・パール」も、飽きのこないちょうど良い「色の深さ」です。
【インテリア】
派手過ぎず、シンプル過ぎず、ちょうど良いインテリアだと思いますが、個人的にはもうちょっと「シンプル寄り」に(例:「円」を多用しない、スイッチ類の集約化)振っても良かったと思います。
また、スウェード調シート地やサテン調パネル等、それなりの質感はありますが、「調」よりは本物の素材を使って欲しかったです(それに見合う車体価格のUPも、この車を買うユーザーは許容出来るはず...)。
【ドライビング】
今回、新車の購入に当って最も重要視したのが「MT」ですが、FITのフィーリングの良さは「クラス感」を超えています。
また、ブレーキタッチも程よく、ステアリングの操舵性も自然な感じで、文句ありません。
一つだけ残念な点は、アクセルレスポンスの不自然さでしょうか。DBWの介入が、シフトチェンジの楽しさをスポイルしています。MT車にDBWは必要ないのでは?と感じます。
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