2,600kmを過ぎて「ひと皮」はがれ、調子も安定してきたので、ご参考にお知らせします。
エンジン(1.5Tです):過去に1.3を試乗したとき、発進時に後ろ髪引かれる部分あったので、1.5には期待してました。結果はその10倍くらい?です。全速域VTEC有効な最初のモデルなのかな?
車速ゼロから最高速(あえて何km/hとは書きませんが)まで一直線にリニアな加速。これはすごいです。カタログのトルク・カーブをみると、全回転域でフラット(信じられないけど)。よって、リニアな加速は当たり前?
さすがVTEC!トランスミッション:7速マニュアル付CVT。これも芸術的に素晴らしい。技術的にみれば、『ファミリーカーとF1カーが混じっている』なぁんて夢のようです。オート・モードでは6気筒/6At以上のスムーズさ。踏み込めば、ドイツP車ミッドシップエンジン車と友達になれる(私の妻でさえ)。
N社のZやS/G君達に、心の中でGOOD BYE言ってます。b/w型ATの場合、アクセル・ペダルの重さに閉口しますが、CVTのFitはマニュアル車より軽いくらい。これはクルージング時や山越え時にとても重要です。
ブレーキ:人工クリープのためか、停止直前にエンジンがパワーを出します(=燃料噴射する)。これは、何とかしてほしい。速度”完全ゼロ”感知の後、もしくはアクセルONを条件にクリープ発生させるよう設変してください。それを除くと、全速域で十分なブレーキ力をもってます。 後輪ドラムも、Fitクラスにはちょうど良いと思います。
サスペンション:フロント・ヘビー(後ろに死重でもつみましょかね)。ロールも大胆(運転姿勢が保てない)。ストローク変えずに、ダブルレート・バネにすれば改善すると思います。
後輪軸リジッドは、やはり苦しい(=車全体がゆすられてしまう)。せめて、後軸セミトレ・アーム独立+スタビにしてください。直線舗装路を走る人ばかりではないのですから。
あと、工場出荷品よりバネ長短いものに取り替えると、顎(tin)をバンバン打つでしょう(直線舗装路ならOKですが)。
室内、燃費、電動パワステ、その他については、次の機会に書きます。
― 写真は安房峠(旧道)頂上で休憩する1.5T
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