ELYSION PRESTIGE
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エリシオン プレステージのユーザーズボイス  
 
投稿タイトル:「違いの判る男?」
banさん 40代  (大阪府在住) <2007年11月3日の投稿>
テーマ1:『スタイリング(外観/外装)』
エリシオンVZからの乗り替えです。
スタイリングに関しては賛否両論は有るとは思いますが、プレステージという看板に恥じない厚みのある顔付きになっています。
しかし、威圧感があるという次元ではなく、あくまでも若々しさを残しつつも厚みを増す。デザイナーの苦労が伺えます。
エリシオンの切れ長な顔付きは、エリシオンの購入理由の一つに上げられる方もおられますので、ここで好き嫌いを論じるつもりはありません。

後姿も厚みを増した重厚な造りになっています。
コンビネーションランプ形状はデザイナーの手腕の見せ所になります。何故なら、車とすれ違った時に一番最後まで見るのは、後姿だからです。
3.5リッター専用の4本出しのフィニッシャーは、やはり印象深い後姿を演出するのに必要なアイテムですね。

また、フロントバンパー・サイドボディ・リアバンパーまでエアロパーツ化され、見た目の「引き締め感」をよく表せていると思います。

カタログの寸法図には出てこない、「エリシオン」と「エリシオンプレステージ」のスタイルの違いとはなにか?
「エリシオン」が無駄をそぎ落としたスタイル、プレステージはデザイン上の無駄さえも「凝縮」したスタイルといえると思います。
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テーマ2:『インテリア(車内空間)』
一番のお気に入りポイントはこの大きなセンターコンソールの肘置きですね。
以前のエリシオンにも「肘置き」は付いていましたが、自分の体格とのバランスで一寸近いポジションでした。故にあまり使う事は無かったのですが、今度のは絶妙な位置に付いている為、結構「肘」置いています。
センターコンソールの大きな2段式収納ボックスも容積もさることながら、インターナビ用電話機器の収納の際に外部への引き出しが、必要なコード類を逃がす為の措置が取られていたりと、親切設計になっています。

以前はファブリックだったシートも一部カブロン皮革を使用し、高級感をかもし出すのに一役買っています。
またこのカブロンはシートだけではなく、運転席・助手席のドア側の肘置き部分にも使用され、長期間使用していると汚れてしまって汚れ落としに苦労する事もなくなりそうです。

ウッド調パネルも以前のローズウッド(紫檀)調から、部分的に玉杢を配して色調も明るめに変更されています。
好みはありますが、内装色をブラックにした場合、この色調の変更は室内の雰囲気に「重くなりすぎない」という大きな変化をもたらします。

惜しむべきは、シートバックの収納スペースが助手席側の後のみになった事。
リアエンターテイメントシステムを装着した時に、ヘッドフォンの置き場所に困ってしまいます。
ここでも、造り手のデザイン上の無駄さえも「凝縮」したスタイルを垣間見る事が出来ます。
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テーマ3:『ドライビング(走り)』
心臓部に使われているV6 3.5リッターエンジンの実力は、目を見張るものがあります。
以前乗っていたVZはV6 3.0リッターエンジンで、最高出力は184kW/6000rpm(250馬力)、最大トルクは309Nm/5000rpm(31.5kg・m)でした。
今度のは221kW/6200rpm(300馬力)、最大トルクは353Nm/5000rpm(36.0kg・m)となっています。
300馬力は確かに凄い数値ですが、同じ回転数で14%も増したトルクの太さは実に運転を楽にしてくれます。
発進時・追い越し加速時のアクセルの踏み込み量が明らかに小さい、また街中でも3.0リッターモデルよりハイギヤード化されたトランスミッションとの相乗効果で、踏まなくても走る車になっています。
これを上手く使えば、それなりの低燃費走行も可能です。
300馬力をフルに活用する事は日常では余りありませんが、2トンのボディをジェットコースターの様に加速する事が可能であるとだけお伝えいたします。

以前乗っていたエリシオンは、純正のローダウンサスペンション装着車で低重心に更に磨きをかけていたのですが、今度はスタンダードモデル、家族からは乗り込みの時に足を上げる量が増えたと言われました。
3.5リッター化するに当たっての足回り・ボディの強化は抜かりが無いようで、以前の車と比べて、車高が増えた分に対してのロール量の増加は感じますが、路面を掴んでいる感じは非常に高く、運転は非常にラクチンであるように思います。

低速・街乗り・高速とどのレンジで走行しても、このエンジンとボディと足回りは、私の欲求を満たしてくれるミニバンであると確信します。
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