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インストルメントパネルは、水平ラインを基調としたデザインを採用。運転席・助手席側に設けられたインパネトレイや、コインポケット、センターロアポケットなど、収納も多く、かつ使いやすい。オーディオ・ナビはオプション(4スピーカーのみ標準)だ |
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気持ちのいい見下ろし感を味わえるフロントシートは、包み込まれるような座り心地で、長時間のドライブも快適そうだ。ボディカラーに合わせた3色のインテリア/シートカラーを設定する |
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リヤシートはスライド機構付き。ゆったりと足を伸ばすことができる。また、ノーマルモード/ロングモード/フルフラット/片側跳ね上げなど、多彩なシートアレンジが可能。気になる乗降性もすこぶる良好 |
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びしょびしょに濡れてもモップなどで拭ける防水性の高いワイパブルフロアを採用。表面にウレタンコートを施し、傷つきにくく優れた耐久性も追求。また、インナールーフライニングにも撥水処理を施し、濡れても安心の設計となっている |
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びしょびしょに濡れてもモップなどで拭ける防水性の高いワイパブルフロアを採用。表面にウレタンコートを施し、傷つきにくく優れた耐久性も追求。また、インナールーフライニングにも撥水処理を施し、濡れても安心の設計となっている |
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タフで、フレキシブルに使える室内空間も、エレメントの特長のひとつだ。まずは居住性・操作性を確認すべく運転席に座ってみる。シートはタップリとしたサイズで、クッションが分厚く快適! じつに見晴らしがよく、ドライビングポジションも自然でピタリとキマる。
すっかり気に入ってしまったのが、水平ラインを基調としたインパネと、丸くて大きなエアコン吹き出し口、それから機能的で遊び心溢れるメーターのデザインだ。まるでお洒落な腕時計のようなメーターは、レンズ面を3次元で構成し、インテリアカラーに合わせて3色を用意するなど、かなり力の入ったもの。さらにスピードメーターはキロメートル表示とともに、アメリカの大地を走っているような、遊び心を演出するマイル表示も併記してあるッ!
室内空間が広く、ATのシフトがインパネ部分に設置されているため、助手席や後席への移動も楽。それにしても、なんと収納スペースの多いクルマなんだろう。数が多いだけじゃなく、すべての収納スペースが使いやすく、そしてラージサイズだ。
今度はリヤシートに乗り込んでみる。注目の観音開きのサイドアクセスドアの使い勝手やいかに? まずフロントのドアを開く。いかにも頑丈そうな大きくて分厚いドアだが、使い勝手を考慮した3段階のノッチが採用されているので、丁度良い開き具合で止めることができた。続いてリヤドアを開く。フロントドアと比べると小さいので、乗降性はどうかと思っていたが、なかなかどうしてじつにアクセスしやすい。リヤドアは最大90度まで開く設計だが、45度ほど開いた状態で楽に乗り込むことができた。リヤシートはスライド機構付きで、一番後ろに下げた状態では、身長173cmのボクが足を組んでもまだ余裕、というか足を伸ばしてもフロントのシートバックにまったく届かない状態。ヒップポイントが適度に高く、見晴らしも良好。リヤシートもフロントシートに負けじと快適であった。
カーゴスペースの使いやすさ、広さにも驚かされた。助手席を倒せば、長さ10フィート(3m以上)のロングボードを、そしてリヤシートを両サイドに跳ね上げれば、前輪を外すことなく2台のマウンテンバイクを収納できる広さを生み出すことができるのだ。また、荷物を固定するカーゴフロアフックを4カ所に設けているので安心。しかも、エレメントのフロアは防水性の高いワイパブルフロア。ルーフライニングやシートにも撥水加工が施されているから、濡れたままのサーフボードや、泥まみれのマウンテンバイクを積み込んでもOKなのだ。
少しだけ試乗したエレメントの印象は、ルックスどおりタフでおおらかな乗り味。仲間と海や山へ遊びに行ったら、同乗しているみんながハッピーになれそうな、そんな気がした。タフでアメリカンテイストがタップリのエレメントにすっかり魅了されてしまった担当者。ちなみにボディカラーは自然界にある色をイメージした全5色を用意している。ボクならサンセットオレンジ・パールのエレメントで、週末は海に行きまくりたいッ!
(編集部 バナ重) |
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