平成11年式のCR-Vを乗って早8年、走行距離も14万kmとなったところ、足回りから異音を感じるようになってきた。仕事柄、海・山と行き来することが多いので、潮風と雪道の融雪剤でやられたのだろう。
相当愛着があったので、修理をして乗り続けようとしてディーラーに相談にいったところ、ふと気になる存在の車が１台。クロスロードだ。 角張ったデザイン、威風堂々たる存在感を漂わせていて、ひとめぼれ（人間では滅多にひとめぼれはないが…）。
軽い気持ちでパンフレットと見積書をもらい、妻と相談。妻曰く「今後の維持費を考えたら乗り替えた方がいいかもね。それにこの車の後ろ姿が私の好み〜」だって。
自分自身の気持ちも大きく傾いてきて、購入を決意。

オプションでブルーフォグライトを付けて、１ヶ月半待ちに待った納車日。下取車となるCR-Vとクロスロードを並べて記念写真をパチリ。
CR-Vを見て心の中で「今までありがとう」と言いながらシャッターを切ったら、ディーラーの店長がポンポンとボンネットを叩きながら、「今まで良く頑張ったね」と一言。
妻と一緒に涙がこみ上げてきた。

「CR-Vよ、今までありがとう。そしてクロスロードよ、ようこそ。これからよろしくね。」
新旧並べた雄姿をみながら、今までの感謝の気持ちと、これからの新しい仲間との生活に胸を含ませながら、新旧の仲間を眺めている自分と妻がいた。