『開発者ボイス』 |
安木 茂宏(やすき しげひろ) |
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(株) 本田技術研究所 主任研究員
今回クロスロードのLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)を務める。 |
<2007年2月22日の投稿> |
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「自分を磨く」、「自分らしく過ごす」そんな時間を大切にする。
以前に増して、モノを所有するだけの満足ではなく、コトを通じて心の充実を求める、つまり、自ら積極的に身体を動かし、行動し、体験することで生活を楽しもう、自分を高めようという、世の中の流れが高まってきたように感じます。
「このような流れの中で、クルマを使うことでそれぞれの楽しみや可能性をさらに広げることはできないだろうか」
これが開発の原点でした。
目指したのは、乗る人が自由に自分の思いに向かって新しい出会いや体験を広げていくことができる、毎日の生活をよりアクティブにするクルマ。
こんなことができそうだ、あんな場所へ行けそうだと、気持ちが動くようなクルマづくりを徹底的に追求しました。 |
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もともと高い機動性をもつSUVをベースに、日常・非日常のいずれにおいても、よりアクティブに使える性能を追求しました。
まず、毎日の生活の中での使いやすさを重視。
街中でもキビキビと動き回れるボディサイズや狭い道でも駐車時でも安心して使いこなせる取り回しのよさに徹底的にこだわりました。
また家族や仲間など多人数でも積極的に出かけられる3列空間を、全長4.285mのサイズに凝縮しました。
さらに、趣味やレジャーでの可能性の広がりを追求。
シーンを選ばず、どのような場面でも気兼ねなく出かけられる、「力強さ」と「都会的で洗練されたスタイル」を併せ持つデザインとしました。
走りは、オンロードの快適さと、オフロードでの高い機動性を磨き上げるとともに、クラストップレベルの燃費を実現しました。
●オールラウンドスタイル=都市でもアウトドアでも映える、力強さと洗練さをもつデザイン
●マルチドライビング=オンロードでの快適性と行動半径を広げる機動性をもつ走り
●フレキシブルスペース=人にも荷物にもフレキシブルに使える3列空間
●デイリーパフォーマンス=取り廻しのよいコンパクトなボディサイズと低燃費
これらの要素をHonda独自の技術/創意工夫により高いレベルで融合、さらに高水準の安全性能と環境性能を備えて、生活のあらゆるシーンを積極的に楽しみ、生活の幅や可能性を広げていく自分サイズのクルマ、Active
Life Navigator、〈CROSSROAD〉をつくりあげました。
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誰もが自分を中心に、家族や友人、仕事や趣味、地域や社会のなかで、それぞれの「MY WORLD」を持っています。
CROSSROADはそんな皆様一人ひとりの「MY WORLD」を少しでも拡げながら、それに伴う楽しさやときめきを感じていただけるクルマでありたいと考えています。
豊かな趣味性を表現するタフな外観、操ることが楽しい乗り味、さまざまなシーン・人数に対応する空間、またどこへでも行けてしまいそうな期待…。
そしてなによりも日常性を備えた、言わば等身大のクルマです。それゆえに無理をせずに自分の世界を拡げていくことができると思います。
CROSSROADには、いままでできなかったこと、気づかなかったことができそうな期待や予感、そんな「ワクワク感」を詰め込みました。
皆様には、私たちが詰め込んだ「ワクワク感」を強く感じていただければと思います。
そして、皆様と私たちが同じときめきを共有できる、そんなクルマとなることを願っています。
ぜひ販売店で〈CROSSROAD〉の新価値を体験してみてください。
そして、皆様の出会った新たな楽しみや可能性をお聞かせください。
ご投稿お待ちしております。
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