CR-V
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CR-Vのユーザーズボイス  
Hondaに返り咲いたオヤジのCR-Vファーストインプレッション
カッカッカッのオヤジさん 50代  (大阪府在住) <2001年11月27日の投稿>
33年ぶりにHondaに返り咲いた、オヤジの新型CR-Vファーストインプレッション

小生、33年ぶりにHondaに乗る55歳のオヤジ。
私のHonda歴は37年前18歳で普通免許を取得して、最初に乗った車がN360、続いて2年後にS600に乗る。親父のキャロルやスバル360に乗っていた。

親父のすねとアルバイトでやっと手に入れたN360。早速、まだ開通して間のない名神高速道路へ試乗。軽自動車のくせにそのころの普通乗用車に追いつき追い越したときのドライバーの悔しそうな顔を今でも憶えている。またレースで培われたドッグミッションの小気味よさもしっかり記憶にある。それから鈴鹿サーキットがオープンして、途中でアルバイト代で月賦が追いつかなくなって手放したが、とりあえずはS600ユーザーになって鈴鹿で大いに楽しんだ(そのころはレー スライセンスが無くても走らせてくれた、ラジアルタイヤで・・・)。 女の子にももてた。金持ちの友人らはS600からS800へと乗り継ぎ、鈴鹿でプラクティスを重ねる。

と、若い頃はHondaとの縁が深かった小生だが、大学卒業後は縁がなくなってしまった。何故か未だに分からない。クルマは元々好きだったのでその後20台以上も乗り換 えてきているのにHonda車に55歳になるまで機会がなかった。今から考えるとあこがれのレース界にデビューした金持ち友人への反感だったのかも知れない。

今回Honda車に返り咲いたのも、Hondaさんに怒られるかも知れないが、あまりメーカー嗜好もなかったのと、一度ぐらいライト感覚の4駆・SUVに乗りたいと思っていたところにちょっとしたきっ かけでCR-Vにした。新型が出たのもタイミングが良かった。・・・とまあ熱烈なHondaファンにも怒りを買ってしまいそうな不純な動機だった。

ところがです・・・。CR-Vに乗ってアクセルオンした途端、37年前のN360、S600の時に味わった感動と驚きが怒濤のごとく蘇ってきた。もちろん33年間の間に研ぎ澄まされ、洗練されたHondaismがファーストインプレションとともに・・・。なかでもi-VTECには大感激。

乗り替え前のクルマは、N社ウイングロードZV。もともと大きいクルマは嫌いで、 馬力があってよく走るコンパクト・パフォーマンスを追求するのが私のコンセプト。 但しエンジンはNAに限る。最近はセダンよりもワゴンに傾倒。99年に新型が出て、 2000ccNAで190馬力・トルク20.0kgですぐに飛びついた。私の息子がN社学園卒の整備士であることも手伝って・・。

そんなこともあって、次はコンパクトな2500cc級と思っていたので 2000cc158馬力、 トルク19.4kg。さらに前車に対し170kgも重い新型CR-Vにはいささかパワー不足を心配していた。

そんな心配を見事払拭してくれたi-VTEC。私は常日頃から職場でも感覚・体感・体験を大事にしようと人には言いつつ、その反面どうもカタログ・スペックマニア的なところがあって、数値だけで判断して試乗もしないで、この10年3〜4台のクルマを乗り替えてきた。

そこでディーラーに無理を言って試乗車を1日借りて試走。アクセルを踏み込んだ途端、i-VTECの体感がスペック数値を超えて強烈に全身に伝わってきた。なんと一瞬にして5〜6000回転を越えるエンジンふき上がりの良さ。それに伴う170kgの 重量差を全然感じない加速感。さすが,Honda・i-VTEC。息子も試乗して親子で驚嘆。ディーラーさん、試乗車をハードに乗り回してゴメンナサイ。

11月5日に待ちに待った新型CR-Vがやって来て、自分のクルマとなると1000kmまでは3000回転までに抑えて慣らし運転。試乗の時とは打って変わった自分の態度、いやですねぇ〜。といいながらも11月27日時点で1200kmを越えて、今はバリバリ高回転走行。

人間とは、いやはや私は欲深いもので2000ccでこれだけ走るなら、さらに2.4Lのi-VTECなら、どれだけ走るのかと思うと・・・、やっぱり当初うわさに出ていたCR-V 2.4Lが欲しい。Hondaさん2.4Lぜひ早く出してください。すぐ乗り替えます。 但しプロスマテックは4速から5速化して、タイヤは最低でも16inch215を・・・、 いやそれ以上を望みます。
USER'S VOICE
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