最初の愛車が「水中メガネ」の愛称を持つHonda Zでした。そのZとも苦楽を10年共にし、様々な仲間とも知り合うことが出来、青春の思い出の1台となりました。
その後2代目todayを選んだのも、Hondaイズムを身体に埋め込まれた結果と言えます。そんな折、近々生産終了の噂のあったこのBEATを手に入れたのも必然と言えるでしょう。
そんなBEATとともこの4月で丸13年付き合ったことになります。今思い起こせば、納車が待ちきれず販売店まで直接出向いたことがつい昨日のように思い出されます。
購入の決め手は、もともとS800への思い入れが強く、新車で購入でき、購入後の維持管理も容易なこと、回頭性が素晴らしく、交差点を曲るのさえ楽しく思えること、NAの持つ、アクセルにダイレクトに反応するエンジンレスポンス、シフトのアップダウン時のエグゾーストノートが心地よいこと、そしてなんと言ってもその洗練されたスタイリングにあったと言えます。
今でもアクセルを踏み込んでいった時のタキメーターの淀みのない上昇感に思わず頬が緩む感覚は何物にも代え難い至福の一時となっています。
また、エグゾーストノートがオープンエアモータリング時の心地よいBGMとなり、峠道のカーブがあたかもダンスのステップのように思えます。
掲載した写真は今年中津川渓谷へ紅葉狩りに行った時のスナップです。赤の紅葉のトンネルを黄色いBEATをフルオープンで流し、秋の気配を満喫して来ました。歳を重ねるごとに愛着が湧き、未だに色褪せないBEATとの蜜月はまだまだ当分続くことになりそうです。
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