| 投稿タイトル:「イケていたぞイノーバ♪♪」 |
| まほたいさん 30代 (東京都在住)
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<2006年11月4日の投稿> |
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２００６年の今となっては、オーソドックスなスタイリングとなっていますが、発売当時は角張ったスタイルのモデルが主流となっている中で、流れるようなフォルム、まして市場を魅了した低いノーズとそれに対して一見平坦に感じるルーフとリアウィンドウに繋がる曲線美は、当時の車造りに対しての、ただ単にゴージャス・良い材質をふんだんに使っていますと言うものとは、一瞥した形であった事は今でも忘れません。
自動車市場って、その時代にうける(流行る）主流のスタイルというものがあって、発売当時からその後１０年位は、Hondaの主力「アコード」に、イメージがかぶる面もあって、どうしてもイノーバってそういう意味では、影の部分に入らざるを得ない状況があったと感じています。
まあ、逆に捉えれば特段特徴のあった事項が無いということにもなりますが、これは市場全体で考えれば１メーカー内の問題が起因する現象の一つであって、良い処でもあり、悪い処でもあるでしょう。
乗り込んで６〜７年を経過した辺りから、市場では一般的なセダンから大人数のミニバン・ワゴンに需要が移行する中で、私のイノーバは特段トラブルも無く順調に、走行距離を伸ばしていきました。
こういう乗用車の流行るスタイルが変貌を遂げる中で、ト○タの天才タ○ゴ「エス○ィマ」等がもてはやされましたが、私は「自動車は走ってナンボのもの」「ああいう形ばかりのものはタブー」の基、タダでさえ希少価値のあるイノーバがますます少なくなって、街中で稀に見ると非常に嬉しくなったものです。
また、塗装の質もかなり良く、ト○タ車等に比べれば１０年以上経過した時点でもサビやくすみ等は皆無の状況です。
昨年９月の異常な集中豪雨の為に、冠水してやむなく廃車になったのですが、こういうユーザーにとって飽きの来ない車ってなかなかないものです。 |
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まず、何といっても汚れの目立たないグレー調の内装と、２００６年の車に比べて俄然、雰囲気の良いフロアマット等は、現行車は見習うべきところでしょう。
それに当時でも今でもそうですが、後部シートの空間のゆとりは最高なものです。ああいうコンセプトで作ったからには、３列シートの車が主流にならなければきっともっと流行っていたと思います。
ラゲッジスペースもゆとりある容量で、仲間のト○タハイ○ックス・ピックアップトラックなんかより荷物が実利的に積めたのも見逃せません。
現行車に比べればそれこそはるかに、電飾関係の配色が異なるのですが、ＬＥＤではなく電球でのイルミネーションでのコンソールメーターボックスは斬新的な感じがありました。
それと、意外にもユーザーならではの実感では、ロードノイズに対する対策（防音対策）は当時の水準ではかなり上位の部類に入ると思います。
何より、車高が１３５０ｍｍと低い割には中に実際座ってドライブしていると、１７５ｃｍの私ですら、運転席のシートの高さを一番高くしてドライブしても、天井の高さが気にならない辺りが、現在の「低床・低重心」と謳っている部分に繋がっているのではないかと思います。
エアコンの効きは、今までの購入車では最も効きが良く、電動ファンの音も同クラスの車種では静かであると言えます。
現在は２００５年式オデッセイ Ｍに成りましたが、それと比べてもロードノイズや、空調の快適性は遜色ないものと感じております。 |
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この車に対して、特筆しておくべき事は特に、メーカーの象徴でもある、「走り」に関しては、こういうセダン（ハードトップ）でここまでのレベルということは絶賛したところである。
私自身、イノーバの前はト○タト○ノ１６００であったためか、あまりに機械的で、加熱していたターボ全盛期の時代でも、自然吸気の自動車に定着を持っていた経緯もあり、結婚して子供もできていっぱしの家族なんぞを構えると、まあ落ち着いたそれでいて後部シートの広めのモデル。ましてそこそこ足回りが整っていて、何と言っても乗り手との呼吸が合う車という点では申し分なかったと言えます。さすがに、前の車の時のように軽やかに峠を流すというわけにはいきませんが、タイミングと変貌するコーナーの連続に移動する重心とのやり取りは今までの車の中では最も良かったと思います。逆に、現在のオデッセイの方がそういう意味では苦悩している点です（体感で分かるのですが、後重心の時が多い気がします）。
自分個人のＷＥＢであると、こういう記録は長くは残せないと思い、Hondaさんのメーカーサイトに投稿しています。不運にも、意外なアクシデンドで、自動車が変更になりましたが、Hondaの車は故障が皆無で信用の置けるメーカーだと思います。子供たちが大きくなって、また夫婦のみになったら、こういう車に戻るんだろうなと感じる今日この頃です。
３９歳（２００６／１１／４ 記） |
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