投稿タイトル:「手放したくないマニュアル車です」 |
もとみくんさん 40代
(佐賀県在住) |
<2006年10月18日の投稿> |
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切れ長のヘッドランプ、少し長いフロントオーバーハングに低いボンネット。ウエッジシェイプが効いたサイドビュー、グラマラスで流麗なボディライン。
流れるようなデザインのせいか、少し離れて見ると「クーペみたいで、ちょっと、かっこいい」。車にあんまり詳しくない女の子には「スポーツカーみたい」と言われたことさえあります。 |
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現代の車の安全性はエアバッグで対処できるからなのか、それともコストダウンのせいなのか、Honda車に限らずインストルメントパネルやドアトリムの素材は硬質プラスチックが多いようです。しかしCDアコードは指で押すとへこむほどの、軟らかく高級感あふれる素材が使ってあります。これは密かな自慢ポイントです。ぜひ次期アコードで復活させてほしいですね。
二番目の自慢は大ぶりなシートです。CDアコードは日米で同じボディを使用していたせいか、たっぷりとしたサイズのシートが奢られています。長距離でも首や肩、背中が痛くなることが少ない秀逸なシートだと思います。
三番目の自慢はアコード伝統の「4枚ぶんの半ドア警告灯」。インパネ内に図示されるため、どこのドアが半ドアになっているかすぐにわかる、隠れた安全装備です。
四番目は運転席ドアの前上部にあるドアロックボタン。自然に手を伸ばした場所にあるため、とても使いやすくて助かっています。
五番目はゆったり座れるリアシートと広々としたトランクルームです。 |
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どうしてもオートマチックが嫌で、マニュアルトランスミッションにこだわったため、選択肢は2.2リッターDOHCのSiRか1.8リッターのEXしかありませんでした。
定価が100万円ほど違ったため、予算の都合でCD3(1.8リッターエンジン)を購入しましたが、やはり低速トルクが薄く、発進の際は多少回転を上げてクラッチミートをしたほうがスムーズに発進できるようです。安いグレードだからなのか、音も少しうるさいです。
でもそこはやはり「腐ってもHondaエンジン」。3000回転を超えた頃からじわじわとパワー&トルクが盛り上がり、2速、3速で「ちょっとだけ」回してみると、気持ちいい加速が味わえます。
快適性については、四輪ダブルウイッシュボーンサスペンションのせいかあまり軟らかくなく、引き締まって気持ちがいい乗り心地です(余談ですが、私はT社のブワ〜ンブワ〜ンとしたまるで船のような乗り心地だけはどうしても認めることができません)。
燃費については、地方在住のため渋滞もなく、エアコンオフで市街地が10〜12km/L、5速ギアが少しハイギアードのため、高速道路では100km巡航で17km/L程度です。トリップメーターの表示が7%ほど過大のため、そのぶん差し引く必要がありますが、まずまずといったところです。
つい先日、購入から10年7ヶ月で10万キロに到達しました。購入から現在までに交換した部品は、オイル類を除くと左右のドライブシャフトブーツくらいです。タイミングベルトやマフラーを交換すると費用もかさむため、来年3月の車検を受けるか、それとも買い替えるか思案中です。当時のカー・オブ・ザ・イヤー受賞車だし、予算はなくても愛着はあるから手放したくないのですが…。
でも、今売られてるマニュアルトランスミッションのHonda車って、以外に少ないんですね!! |
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