免許取得後のワンダーシビック２５Ｒから始まり、現在５台目のHonda車となるアコードＳｉＲに乗っています。すべてＭＴです。もちろん、Honda車以外知らない生粋のHonda党です。

１０年前、子供の成長に伴う買い替え検討にあたり、スポーツイメージを追求する私にとって候補となったのは、当時デビューしたばかりのインテＲのセダンとモデル末期のアコードセダンＳｉＲでした。

インテＲの絶対性能も魅力でしたが、当時乗っていたＢＢプレリュードのＨ２２Ａのエンジンが最高に気に入っていたのと、なんと言っても決め手となったのは、今では伝説となっている当時のＪＴＣＣ（全日本ツーリングカー選手権）でのアコードの大活躍です。
ファミリーカーとして充分な広さと快適性を兼ね備えていながら、Hondaレーシングの正統な血筋を持ったスポーツセダンとしては、当時唯一の存在（現在も？）でしたから、ＣＤ６アコードの選択には何の迷いもありませんでした。

現行Ｅｕｒｏ　ＲやＴＹＰＥ　Ｓは当然ながら性能的にはすべての面で私のアコードを上回っており、今後買い替えるなら間違いなく筆頭候補となる存在ですが、限界性能を求める走り屋ではない私にとっては、ＣＤ６アコードもHondaスピリットを十二分に味わえる最高のＭＴセダンであり、何よりも「ＪＴＣＣチャンピオンマシンのベース車」としての誇りがあります。私にとっては１０年経った今でも１００点満点の車です。

ドレスアップのコンセプトは「ＪＴＣＣチャンピオン獲得記念特装車　アコードＴＹＰＥ　Ｓ」といったところでしょうか？
現在のパッケージングではあり得ない低いボンネットラインからの伸びやかなスタイリングはもとより、当時からＣＤアコードではほとんど見かけなかったスーパーマリンブルー・パールの鮮やかなボディカラーも非常に気に入っています。

いまだに車自体も絶好調ですし、状態も可能な限り新車状態を保っているため買い替える理由が見つからず、ＣＤ６との付き合いもまだまだ続きそうです。お付き合い頂いている販売店さんごめんなさい。