投稿タイトル:「真正スポーティセダン健在!」 |
破魔翔さん 40代 (新潟県在住)
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<2006年6月23日の投稿> |
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エッジの効いた突き刺さるような空力ボディ。
それでいてグラマラス。
最近はダンゴみたいな形の車ばかりで、シルバー系しか似合わないのが現実。近頃売り出したT社ブランドLも同様だ。対してシャープなボディラインの現行アコードはプレミアムホワイト・パールが良く似合い、美しい気品を放つ。
リアは横一文字で迷いは微塵も無し。シンプルでいて存在感を主張するテールレンズ。インテのコピーの様に100m離れていてもアコードだと判る。俺は丸いアンダー周りを引き締める為、ユーロRと同形のエアロで武装した。俺のオリジナル24TL/Sの完成だ。
最近のMCで全グレードのアンダー周りが締まった。歴代のアコードの中でも完成度の高いスタイルだと断言できる。鋭い眼光。グリルとのコンビでブーメランのような形状だ。鷹の目状のレンズがB社のキャッチコピーを凌駕する。
「俺のアコードを見てくれ!格好いいだろう!皆目を覚ませよ!」
いつもそんな気持ちで走らせている。突然ナルシストになる瞬間。 |
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本革とのコンビシートは不要に尻が滑らないので丸。電動式だ。レカロには及ばないが、納まりの良いシートはランバーサポートも装備し長距離走行でも疲れ知らずだ。
リアシートの出来も良く、闇雲にシートを沢山取り付けた車とは明らかに着座感が違う。
これに座ると、高級感で売っているN社のコンパクトカー○○ーダを試乗した時、そのキャッチコピーに疑問を感じた。
ブルーに浮き上がるメーター。上半分が黒、下半分がベージュというコンビネーションの内装。
更に木目調のパーツが高級感を演出し、「スポーティなだけじゃ」なことを主張しドライバーに安らぎを与える。 |
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落ち着いた内装と4気筒としては静かでシルキーな加速フィールで、普段は全然急ぐ気にならない。
でも巡航状態からアクセルを強めに踏込めば、そこは世界一の4気筒ユニット。DOHC
VTECが軽々と吹き上がり、先代より重く丈夫になった車体を弾けるように加速させる。
その時、ある程度の速度に達していることに気付き我に返る。
これは一種の麻薬の様だ。
コーナリングはロールが少し大目ながらも何の不安も無くコーナーを抜けていく。これを知っているから重心の高い車には絶対乗れない。
スリリングなコーナリングフォームはシティターボで既に経験済だから。横風の影響もほとんど無し。
この安定感はセダンだからではなく、Hondaの車だからであることは言うまでもない。FR車や4WD車なら、コーナーが安定してて当たり前のこと。FF車ではHondaの独断場だ。
これからもHondaには只の親父車は造って欲しくない。
最後に、今はミニバンブームでセダンは売れない時代だが、ひと月に一度でもいいからアコードのCMを流して欲しい。流行に流され、こんな良い車を知らない世の中の人々が哀れでしかたがないから。
車はファッションでなく走るものだと考える! |
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