6週間待っての納車でした。シティターボ、ワンダーシビックSi、グランドシビックSiとHondaを3台乗り継いだ後、93年にドイツ車を買ってこれに11年乗りました。良い車でしたが故障の多さに泣かされ、5回目の車検&修理に?0万以上かかると聞いて買い替えを決めました。
アコードの現行型が発表された時試乗して、その乗り心地、居住性、操縦性をすっかり気に入っていたのでこれに決めました。自分の車として乗ってみるととにかく静かでおおらかな乗り心地。クルーザーに乗っているように感じました。
まずシートが素晴らしい。役員用のハイバックチェアに座ったように自然に背筋が伸びて、快適のひと言。
ハンドリングも素直で、「ヨイショ」という感じで曲げなければいけなかった前の車と比べればうそのように楽で車体の大きさも感じません。
2000ccながら加速も充分。感覚的に、高校時代に乗せてもらったオートバイのHonda CB500Fourを思い出しました。
大きな車体は狭い街中では持て余すことがありますが、ツアラーとしては申し分のない車です。アメリカで絶大な人気を誇る理由がわかる気がします。
ハンドルのテレスコピック機構も親切な装備で自分に合ったポジションをとりやすい。
気になったのは、乗り心地が意外と固い、というより粗いこと。路面のでこぼこや高速道路の継ぎ目を乗り越えた時のショックを激しく感じる。前のは9万キロ走行後でもうまくショックを吸収して車体は水平を保っていた。この足回りだと古くなってへたってきた時が少し心配になる。
アクセルとブレーキの間が開きすぎており、段差も大きすぎる。踏み間違いを防ぐためなのかもしれないが、ペダルを踏み換えにくい。
また、わかっていたことだが、個人的に後方視界が見にくい。このスタイルのおかげで0.25というcd値を実現できたのはわかるが、もう少し見える工夫が出来なかったのかと思う。
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