アコードで蘇る青春

baby it'syouさん （60代／三重県）

2015年2月23日の投稿

先週末は1泊2日で高校時代の友人ら4人で少し遅めの新年会が開催されたために愛車アコードで会場となった湯の山温泉へ出向いた。年に一度の恒例行事で毎年持ち回りで交代する幹事役が日程調整から会場の設定まで取り仕切り近況の報告や旧交を温める機会としていて卒業後いまだに続いている。全員が見るからに初老のおじさんといった風貌であり、身体のあちこちが痛んできていて、病状の自慢話にも花が咲く。さすがにアコードはここでも人気で私以外は皆オートマ車であり、マニュアル車が珍しいためにアコードの車内を覗き込んで一応に懐かしんでいた。ほかのメンバーも毎年同じ車で駆けつけてくるが、いつもアコードにだけは注目が集まる。呆け防止のためにもマニュアル車を勧めてみたが長年オートマ車に慣れてしまっているから今更乗れないと敬遠されてしまう。来年は私が幹事役のためにまたアコードで快適に行ける新年会に相応しい場所を設定しようと思っている。元気で来年も再会できることを約束して翌日解散したのである