僕の夢はアコードで北海道一周
- goemonさん (60代/三重県)
2014年7月7日の投稿
僕はできれば外交官の家で生まれたかったが、実はしがない公務員の家で生まれたのだ。僕が生まれた2年後に飼い主がアコードを購入してその後はあちこちと巡る旅に同行させてもらっている。人間でいうなら僕はもう60代半ばに差し掛かっている頃で、ちょうど飼い主と同じ世代であろうと思われるが、僕がまだまだ元気でどこでもついていきたくて好奇心旺盛なのだが、飼い主はすでに老化現象が現れていて、見てるとアコードの運転もおぼつかない。僕が代わりにアコードを運転できればいいのだが、そうもいかず、アコードの助手席で歯がゆい想いをして眺めている。
こんな僕にだって夢があり、アコードで北海道を一周したいと願っている。飼い主であるアコードのオーナーは4回のバイクツーリングも含めると、9回も北海道へ旅しているがアコードではまだ一度も行っていないのだ。
僕も北海道は旅したことがなく、いずれはアコードの助手席に座ったまま憧れの北海道を旅してみたいと夢見ている。今はまだ飼い主が定年退職後、第二の仕事に出向いているために当分は夢のままで終わりそうだ。アコードは9年目であるにも関わらず新車当時と変わらぬ走行性能と居住性に加えて経済性をも維持しており、まだまだあと10年、20年は現役で走り続けてくれるものと思われるが、オーナー自身が先に老衰で運転技能に支障をきたす恐れがあり、アコードに惚れた僕が代わりを務められれば言うことはなく、アコードを自分で運転することもまた僕の夢でもあるのだ。
バイクに乗るクマがいるのだから、車を運転する犬がいてもおかしくはないだろう。名車アコードとともに過ごす僕の夢はまだまだ際限なくこれからも広がっていくことだろう。