こどもの日のアコード
- gypsy queenさん (60代/三重県)
2014年5月5日の投稿
私にとって愛車アコードは、血は繋がっていないが非凡で優秀なこどものような存在である。自分の本分を忘れることなく、常に忠実で控えめであり、普段は鋭い爪を隠し、いざというときにその真価を発揮する鷹のような、極めて高い能力を兼ね備えた万能型のスーパースポーツセダンである。
今日は伊賀焼陶器まつりにアコードででかけたが、名阪国道はいつになく交通量多く混雑し、壬生野ICの降り口手前から渋滞していて、下車後も渋滞が続いたが、柘植川にかかる橋の上でオイル漏れのあとや油吸着マットが散乱しているのを見て、事故直後であることがわかった。
常に事故など危険とは隣り合わせであり、決して他人事ではないと戒めつつ、アコードは気負うことなく淡々と北進して、無事に会場の丸柱に到着する。
この日はまつりの最終日だったことから駐車場も満杯状態でかなり並んだが、2時間ほど臨時駐車場にアコードを停めておいて見学や買い物で散策して楽しんだ。
何百台と停めてあるものの、私と同じアコードは1台として見つけることができなかったが、散策を終え車まで戻ると、親を待つこどもような顔で佇んでいるアコードを見て、一際愛おしく感じた今日の子供の日であった。