アコードユーロR

私のスーパーカー

達ちゃんさん (60代/三重県)

2013年3月18日の投稿

車に憧れ目覚めたのは、小学生の頃にテレビで見た人形劇の、空を飛び水中も潜れる文字どおりタイトルとなったスーパーカーとの出会いであった。ただ、車輪がなく道路は走れなかったのだが、こども心に夢中となって、その絵を何度も鉛筆で描いていたことを覚えている。中学生だった1965年にメキシコGPで某有名レーサーのHondaマシンが優勝したが、その頃モデルカーレーシングが流行っていて、勉強もろくにしないで関係の雑誌をむさぼり読んでいたことが懐かしい。大学生の時に普通自動車の運転免許を取得したが、当時は自転車に興味があって、アルバイトで稼いだ資金をつぎ込んで5万円で買った愛車でサイクリングを楽しんでいた。今考えれば無邪気な青春時代の良き思い出だが、それぞれの時代に思い入れやこだわりがあって、自分の考えに従って純粋に行動していたあの頃が無性に懐かしい。そんな時代を経て、40年後の今、私が当時の気持ちのままに夢中に操縦している憧れのスーパーカーがアコードなのである。空は飛べず、水中にも潜れないが、ステアリングを握り、シフトレバーを操る感動と感激は少年のときに戻っているのだ。年はとってもこの気持ちはいつまでも忘れないで持ち続けたいと願っている。愛車アコードが健在である限り、私は少年であり続けることができると信じている。

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