アコードユーロR

親子3人雪国ツアー復路編

達ちゃんさん (50代/三重県)

2008年12月3日の投稿

どんより曇りの翌朝。雪や雨でなくて幸いである。アコードも一晩休息して目覚めは良好である。同じ道を帰るのは能のない話しであり、親子で相談の結果、なぎさドライブウェイに寄ることとなった。
宿をあとにして北陸道に乗り、富山県から石川県に入る。金沢東ICで下車し、内灘から能登有料道路に入る。相変わらず低く雲が垂れ込めていて、今にも雨か雪が降ってきそうな雲行きである。
今浜ICで降りてすぐの日本海沿なぎさドライブウェイに降り立つ。私は6、7年ぶりであろうか、久しぶりの砂浜走行である。あまり風が強くないために波はそれほど荒くはないが、どんより鉛色の日本海特有の冬の空である。なぎさドライブウェイは6kmほどの距離ではあるが、この時期さすがに車は少なくて、満ち潮加減であったが思うように撮影もできてここまで足を伸ばしたことに満足する。
アコードは潮風と砂浜走行のために少しばかり不機嫌そうに感じられたが、大海原をバックに自由に走れる開放感を味わって機嫌を直したようであった。
再び、北陸道に戻り、この日も弟と運転を交代しながら今庄ICまで来て下車し、あとは国道8号を使って敦賀市を経由し、西浅井町で昼食を摂る。
その後、雨に降られながらも前輪駆動であるがゆえにどんな悪路でもぐいぐい引っ張って行ってくれる頼もしさで、順調に関ヶ原町、養老町、桑名市へ入り、湾岸道に乗って弟を高浜市まで送り届けてから、また引き返して午後8時過ぎに無事に我が家へ辿り着いたのである。
母も親子3人の1泊2日ツアーに大喜びであり、アコードも2日間で900kmを、雨と霧、低温の三重苦に加えて、雪道あり、砂浜ありの変化に富んだコースを走破して泥だらけとなったが、一回りも二回りも成長したように一段と頼もしく感じられる顔つきになっていた。
そんな頼れるアコードを深夜寒風の中やさしく洗車し、労をねぎらって今回の親子3人ツアーは完結したのだった。
おかげで、11月は一月の間に3,000kmを走行したこととなり、アコードのオドメーターは68,000kmを越えたのだった。

アコードユーロR
アコードユーロR