親子3人雪国ツアー往路編
- 達ちゃんさん (50代/三重県)
2008年11月28日の投稿
11月下旬の連休、晴天の午前、アコードに母を乗せ、高浜に住む弟を迎えに行って初めて親子水いらず3人での1泊2日ツアーに出かけた。
名古屋高速から名神、中央道、東海北陸道を走り継いで快調にアコードは走る。だんだん北上するに連れて天気が悪化してきて、ひるがの高原辺りから雨が降り出してくる。アコードはスタッドレスタイヤでないために雪でなくて幸いである。
途中、弟に運転を交代してもらって初めて後部座席に座ってみたが、足元も広く、頭上空間もゆったりしていて、さすがにアコードは乗り心地がいいと再認識する。紅葉も少し時期が遅いようではあるが、しかし山肌を見ればまだまだ十分に堪能できる。
東海北陸道も、高鷲ICを過ぎた頃から路肩に雪かきされたままの状態でかなりの雪が残っていたが、走行には支障なく、五箇山ICで下車して世界遺産である合掌造りの集落を見に行く。
菅沼集落で駐車場に入れる。相変わらず雨は降りしきり、息が低温のために白くなり寒い。アコードの排気も白くたなびいている。
4日前の降雪でまだいたるところに雪が残っていて、雪国の雰囲気を垣間見る。散策もそこそこに国道156号で、庄川沿いに進めるも工事区間が多くて時間がかかってしまう。自動車道のありがたさがよくわかる。
砺波市359号を東進して、午後5時に目的の宿に到着する。一日で400kmの走行はアコードとしては特に疲れる部類には入らないが、人間だけがゆっくり温泉に浸かり、ご馳走をいただくのは気が引ける。できることなら、アコードをガレージに入れてやりたかったが、一晩雨ざらしで、冷え込む富山の夜を体験させることとなる。
かわいい子には試練となる旅をさせることが必要なのだ。