納車から3年
- 達ちゃんさん (50 代/三重県)
2008年9月15日の投稿
一年に何度かは年老いた母を連れて、思い出づくりのためにあちこちと出かけているが、敬老の日であるこの日も前日から一泊で阪南市へアコードに乗って一緒に行ってみた。
母は46歳のとき、私と同じ年に普通免許を取得して以来、30年以上の長きにわたってずっとマニュアル車を父と共用して乗り継いできたが、運転に支障をきたしたため、2年前の3月で免許証を返納したものである。息子の運転では安心できないのか車内で眠ったことがなく、よほど私は信用されていないようだ。時々後ろの座席から注文をつけてくる。いつまでたっても息子が頼りなく見えるのだろう。しかし、アコード自体については、静かで乗り心地がいいのか文句を言ったことがない。
名阪、西名阪、阪和道を経由して自宅から4時間ほどで目的地に到着した。
今月末で閉鎖されるという宿はまだ新しく、新興団地の中を通って上り詰めた、関空が一望できる高台にあり、夜景がきれいなだけに残念な話である。展望風呂で汗を流したあと、今時珍しく部屋での夕食を寛いでいただく。母も出された料理をすべて平らげてまだまだ元気である。健康であることを喜びたい。
アコードも今日帰宅したら63,000kmを越えていて、明日から車検でしばらくのお別れとはなるが、またリフレッシュして思い出づくりに一役も二役も買ってもらいたい。
頼りない私にとっては、大いに頼りになる無二の相棒なのである。