2011年1月ベストショット賞

アコードワゴン

理想のクルマは?

Coupe Camperさん (40代/茨城県)
24E (2011年1月23日の投稿)
アコードワゴン

わが家のアコードワゴンは、来月で納車から丸8年になります。自分にとっては、「いい車を味わうこと」を教えてくれた存在です。ステーションワゴンとしての申し分ない機能だけでなく、運転する楽しみ、そして所有する楽しみ。
15年間くらい乗りたいと思って、毎週欠かさず洗車しておりますが、洗車しながら、次に乗るクルマは一体どんな車だったら満足するだろうと考えることもしばしばです。
やはりスポーツセダンと同じマスクと優れた走行性能を持ちながら、ミニバンに劣らない実用性を持つ、今の愛車をさらに発展させた車がいいなあ。私にとって理想のアコードワゴン像を、以下のとおりまとめてみました。

・乗車スペースの広さと荷室の広さを最大限に両立させるために、リアシートは前後にスライドできるようにする。
・駅までの送迎程度に使えるような、緊急用の3列目のシートをオプションで装着できるようにする。
・アコードのスポーティーなブランドイメージを最大限に高めるための必殺の走行機能(たとえばSH-AWDなど)を最上級グレードに付け、そのグレードのみAcura TSX Sports Tourerとして、Acuraエンブレムを付け、既存のチャンネルで販売する。

半年ほど前、あるビジネス書でアコードワゴンの開発秘話を読ませていただきました。この車の産みの苦しみがよくわかりました。1級の走行性能と1級の積載性能という相反することを妥協なく追求し、その苦しみの中から新アイデアが生まれ、理想に一歩近づいていく。その1つが走りと広い荷室を両立させた新サスペンションであり、またクラストップの積載量を誇りながら空気抵抗を最小化し、スポーティーな雰囲気を壊さないハヤブサ型のエクステリアだったのでした。

おそらく次のアコードの開発が今も進んでいることでしょう。引き続き素晴らしいクルマ、お願い致します。

USER'S VOICE 事務局からのコメント

ずっと乗り続けているから分かること、本当に大切に思っているから望むこと、投稿に綴られたクルマに対する想いすべての中心にあるのが、愛車のアコードワゴンだと手にとるように分かる、愛情がいっぱいに詰まったこのご投稿。まるでその想いが反映されたかのように、写真に写るアコードワゴンは8年もの時を刻んだとは思えないほどの輝きを纏い、優しげな空気の中で微笑んでいるかのように感じさせられてしまいます。
いい車を味わうこと。このアコードワゴンがその言葉の通り、いつまでもCoupe Camperさんに感銘を与えられる理想のクルマで在り続けてほしい…そう願わずにはいられません。これからも愛車との味わい深い時を堪能し続けてくださいね。1月のベストショット賞、おめでとうございました。