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クルーザーの出現にオフィス街は騒然!?その正体に迫る!

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なぜクルーザーが?

木曜日の午後7時、ここは青山のオフィス街。仕事を終えて帰宅する人々が行き交い、にぎわいを見せています。

そこに、突如現れた巨大な20トンクレーン車。Honda青山ビル裏のスペースにクレーン車が固定されると、続いて、巨大なクルーザーを載せたトラックが登場!

白く輝く存在感たっぷりの船体は否が応でも注目を集めます。こうして、翌日から行われるクルーザー展示の準備が始まりました。

突如現れた巨大な20トンクレーン車 巨大なクルーザーを載せたトラックが登場

どうやって青山に!?

クレーン車の前までトラックが進むと、いよいよボートトレーラーへの積み替え作業の始まり。ワイヤーロープがしっかりとクルーザーに巻き付けられたのを確認すると、慎重にゆっくりと吊り上げられていきます。船体が宙に浮いたらトラックが移動し、代わりにボートトレーラーがクルーザーの下に。

ワイヤーロープがしっかりとクルーザーに巻き付けられたのを確認すると、慎重にゆっくりと吊り上げられていきます ボートトレーラーがクルーザーの下に

クルーザーがボートトレーラーの上に載せられビルの正面玄関まで牽引されていくと、再び通行する方々の注目を集めます。正面玄関の前で牽引車が何度も前進・後退を繰り返し、慎重に位置決め。最終的に位置が決まり設置が完了したのは作業開始から3時間が経過した午後10時でした(写真6)。

ここからボートトレーラー周りの囲いや船内を見学するためのステップの設置作業が始まり、展示物の装飾作業は未明まで続きました。

クルーザーがボートトレーラーの上に載せられビルの正面玄関まで牽引 最終的に位置が決まり設置が完了したのは作業開始から3時間が経過した午後10時でした

これまでご説明したクルーザーの様子をタイムラプス動画で撮影しました!

都会の中にクルーザーが現れる非日常感を是非、ご覧ください!

クルーザー設営の様子はこちら

翌朝、青山一丁目の交差点に現れたクルーザーには、大きな注目が集まっていました。出勤途中の方も足を止めて写真を撮ったり、その大きさを確かめるように間近に迫って船をのぞき込んだりと、道行く人々は興味津々の様子。全長8mのクルーザーに加え、エンジンも高さ2m近く。オフィスが立ち並ぶ都会の中に、大迫力の光景が出現しました。

青山一丁目の交差点に現れたクルーザーには、大きな注目が集まっていました 全長8mのクルーザーに加え、エンジンも高さ2m近く

では、なぜHondaがクルーザーを展示したのか?皆さんご存知ですか??

Hondaの船外機誕生秘話

実は、Hondaは、1964年に船のエンジンである「船外機」の分野に参入。「マリン事業」として、50年以上にわたって生産・販売を続けています。この船外機にも、Honda創業者・本田宗一郎の想いが注ぎ込まれているのです。

参入当時の船外機は、燃料にエンジンの潤滑油を混ぜる“2ストローク”のエンジンが主流。しかし、これは排出ガスにオイルが混入するため、水質汚濁の原因になっていました。本田宗一郎は、“水上を走るもの、水を汚すべからず”という、船に使うエンジンが環境を汚すことなどあってはならないとの信念から、オイル流出のない“4ストローク”のエンジン仕様にこだわりました。

Hondaが50年以上にわたって行っているマリン事業

Hondaの船外機技術

現在でもその想いは受け継がれ、Hondaの船外機はすべてが4ストロークエンジンを採用。モデル名につく「BF」は、「B=ボートエンジン、F=Four(4)ストローク」の頭文字を取っています。

しかも、この船外機ラインナップの一部のエンジンには、四輪のエンジンをカスタマイズしたものが搭載されています。大型で250馬力を誇る「BF250」は、アメリカで販売されていたオデッセイに採用された3.6L V型6気筒VTECエンジンをベースに、マリン向けカスタム“マリナイズ”を施したものなんです。マリナイズでは、海水の中で使うためのサビ対策や、配置方法の変換などを行い、クルーザーなどに使える船外機が誕生します。

> 四輪車の技術やデザインを活用した、Hondaの船外機ラインナップはこちら!

四輪車の技術やデザインを船外機に活用

また、初代NSXやS2000などにも採用されたカラーリング「グランプリホワイト」が選べたり、ミニボート用の「BF2」にはS660で好評なカラーバリエーションを採用したりと、四輪車とのコラボレーションも行われています。(期間限定生産ですでに完売。)

ミニボート用の「BF2」にはS660で好評なカラーバリエーションを採用

展示初日の6/14(金)には、さまざまな媒体の方をお招きして、Honda船外機の取材会も実施。多くのメディアの皆さんで盛況となり、Hondaのマリン事業に対する想いや取り組み、製品に込めた工夫を知っていただきました。

取材会の様子 取材会の様子

ところで、この船外機、どのくらいの大きさか想像できるでしょうか?大型から小型まで、数多くの種類がありますが、たとえば新発売のBF250の場合、全高は1916mm、つまり2mほどの高さがあります。大人が背伸びしてもなかなか届かないくらいの大きさ!

このサイズから、最大250馬力に及ぶ出力が生み出され、重さ2トン以上のクルーザーをグングン進めていくんです。

大人が背伸びしてもなかなか届かないくらいの大きさ!

Hondaのこだわりを詰め込んだ船外機は、米国の沿岸警備隊やニュージーランドの水上タクシーなど、世界中で使われています。もし、ボートに乗る機会があったら、船のエンジンに注目してみてください。そこにHondaのロゴがあったら、「水上を走るもの、水を汚すべからず」のエピソードを思い出していただけたらうれしいです!

Published on 2019.06.20

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