たくさん収穫できた時は
保存の適温は5度前後です。葉が根の水分・養分を奪うので、葉をつけ根ぎりぎりのところで切り離します。泥付きなら土の中もしくは新聞紙などに包んで暗い場所に置けば、長期保存できます。洗ったものは適度な湿度を保つために濡れた新聞紙で包むか、ポリ袋、ラップフィルムなどで包んで冷蔵庫で保存します。大根は、浅漬け、タクワン、べったら漬け、カクテキなど、さまざまな漬物に利用できます。また、干し大根としては、タクワン用に丸ごと干し上げるほか、せん切り、輪切りなどに切ってザルなどに広げ、「切干し大根」に。「割り干し大根」は、長く太めの棒状に切って針金ハンガーに吊るして干します。煮物などでむいた皮も細切りにしてザルに広げ、軽めに干してポン酢醤油に漬けておくと、おいしく食べられます。大根の葉は、煮ものや、茹でて刻んで浅漬けにしたり、バラバラにならないように切って、さっとゆでて干すと「干葉」になります。水でもどして煮ものにして食べます。
ハリハリ大根(切り干し大根の漬物)…切り干し大根を水で固めにもどして、砂糖少々を加えて軽く煮立てたポン酢醤油に漬けたり、だしとしょうゆを同量で割っただし割じょうゆに数時間漬けておくと、歯ごたえのよい浅漬けができます。