たくさん収穫できた時は
丸ごと新聞紙で包み、根元を下にして立てて冷暗所に保存します。この時、凍らないように注意します。新聞紙が湿ってきたら、乾いたものに交換します。使いかけはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。この時、株の根元に縦に切り込みを入れておくと生長が止まって長持ちします。たくさん採れた時は塩漬けにしておくとよいでしょう。ハクサイ漬けは、刻んでおかかと和えたり、豚肉と炒めたり、キムチにもできます。漬かりすぎのものは、水につけて酸味をぬいてから、キンメ、酒かすなどと一緒に煮てもおいしく食べられます。
ハクサイ漬け…ハクサイを四つ割りにして半日干し、重さの5%の塩を少しずつふって重ね、水少々をふって、ハクサイの重さの2倍の重しをします。水が上がったら重しを半分に減らし、カバーをして冷暗所に。2週間後から食べられます。
ハクサイの柚香漬け…ハクサイをザク切りにして、2%の塩、柚子の薄切り、赤唐辛子、昆布少々を混ぜて、重しをして一晩おきます。
※冷暗所とは…文字通り、「暗くてすずしい場所」のことです。マンションなどは密閉性が高く、冷暗所と呼べる場所はあまりないので、「常温」や「冷暗所」で保存できる野菜類も、冷蔵庫や野菜室に入れて保存した方がよい場合もあります。