本気の野菜づくりに! FF500で「耕す」が変わる。 FF500スペシャルコンテンツ本気の野菜づくりに! FF500で「耕す」が変わる。 FF500スペシャルコンテンツ

この春、Honda 耕うん機「サ・ラ・ダFF500」がリニューアル! 野菜づくりを楽しむ川瀬良子さんがFF500の魅力やリニューアル点などを開発リーダーに聞いてきました。耕うん機のステップアップを検討している人はもちろん、「自分の畑には大きすぎる」と感じている人も必読! FF500の実力と使い勝手のよさをチェックしてみて。

野菜づくりを楽しむなら
便利な耕うん機を!

FF500が新しくなったと聞いて、今日は楽しみにしてきました。
川瀬さん、耕うん機を使ったことは?
1クラス小さな「こまめ F220」や「サ・ラ・ダ FF300」は使ったことがあります。やはり手作業より耕すのがラクですね。
はい、畑づくりを楽しみたい方にはぜひ耕うん機を試していただきたいです。特にこのFF500は、フロントロータリー式の中でも本格派の1台ですよ。
早く耕してみたい!
見た目は私が知っている耕うん機よりも大きいですね。
実は、この大きさこそFF500が頼れてラクに使える理由なんです。使いやすい工夫がいっぱいなので、機械操作や力に自信がない方でも心配は無用です。
きっと大きな機体にHondaの技術が詰まっているんですね。さっそく詳しく教えてください!
  • 本田技研研究所 ライフクリエーションセンター研究員

    橋本淳志さん

    2007年 Honda入社。2013年から耕うん機の開発に参画し、新しくなったFF500ではLPL(開発責任者)を務める。

  • タレント・ラジオパーソナリティ

    川瀬良子さん

    農作業や家庭菜園に造詣が深く、農業に興味を持ってもらうきっかけになるようなモノ・コトをつくり出している。

実力! この大きさが
畑づくりに効く!

Interview.1-1力強く、畑で大活躍 
大排気量エンジンの魅力

「こまめF220」や「サ・ラ・ダFF300」と比べると大きなFF500。大きいと何がよいのでしょうか?
基本的に、耕うん機はサイズが大きくなると排気量の大きなエンジンを搭載するようになります。新しくなったFF500は、F220やFF300より約2.5倍もの排気量があるんですよ。
なんと、倍以上!
エンジン排気量が大きいと、それだけパワフルになるということですか?
はい、エンジンは機械を動かす源です。排気量が大きくなると、それだけ力強くなります。この機体のサイズが回転する爪の力をしっかり受け止めて、広い耕幅でもグイグイと耕していくんですよ。川瀬さん、ちょっと使い比べてみてください。
ほんとだ!
こんなに広い幅で一気に耕しても、耕うん機に無理をさせている感じはないですね。
耕すだけでなく、畝立てなんかも得意ですよ。本来、機械を土の上で動かして、さらに培土器で土を寄せるのは大きな負荷がかかる作業です。でも、FF500は軽々こなせますよ。
なるほど。耕うん機が無理しているなと感じた時は、エンジンのパワーが足りていなかったんですね。
だから、大きな耕うん機というのは、いろいろな場面で作業に余裕が生まれるんです。
FF500にまかせておけば、しっかりとよい土がつくれそう!
  • FF500は排気量約145cm³、FF300は排気量約57cm³。
    耕幅で10cm、20%を超える違いが作業時間に差を生む。

  • FF500の耕うん跡を見て驚く川瀬さん。「クワだと4、5回分の幅を一気に耕せる! しかも土もフカフカですね」

実力! 大きく見えても
使い勝手は抜群

Interview.2-1セル&オートチョークで
手軽にエンジン始動

これだけ排気量が大きなエンジンだと、始動が大変そうと思ってしまいますが……。
たしかに、エンジンのサイズに比例してリコイルの引き抵抗が大きくなる傾向があり、大きめの耕うん機をあきらめる方もいます。でも、その点はご安心を。新しくなったFF500にはセルフスターターがついています。川瀬さん、このボタンを押してみてください。
もうかかった!これは感動ですね!
エンジンがかかりにくい時には燃料の量を調整するチョーク操作が必要ですよね。
はい、操作するタイミングでよく悩みます。しかも、チョークを戻すのをつい忘れてしまったり。車ではそんな操作がないので、なかなか慣れないんですよね。
そんなお悩みを解消するべく、新型のFF500は業界で初めて※1耕うん機にオートチョークを搭載しました!

1 : 2022年2月Honda調べ

だから面倒な操作がいらないワンプッシュ始動を実現できたんですね!

「リコイルだと何度か引くこともあるけど、新型FF500は何度試しても1回で始動できて感動!」と川瀬さん。

Interview.2-2軽い力でくるりとターン 
取り回しがラクな秘密とは?

耕うん機が大きくなると、やっぱり方向転換や旋回などの取り回しに力が必要になりますか?
FF500はひと味ちがいます。実際に試してみてください。
あれっ、あんまり重くない!?
見た目の大きさから想像するより、そんなに力を入れなくても動きますね!
耕うん機で一番重たいのはエンジンなのですが、FF500の場合はタイヤのすぐ上にあるので重さを感じにくいんです。
なるほど、エンジンの位置で変わるんですね。
さらに、エンジンが真ん中にあると耕うん爪を土の中から出す時もラクですよ。土の中から耕うん爪を持ち上げるのは大変ですが、「てこの原理」が使えるので軽い力で持ち上げられます。
FF500で耕うん爪を持ち上げる時は、ハンドルを押し下げるんですね。持ち上げるよりもラクだし、ターンもしやすい!

耕うん爪を土から出す際、リアロータリー式ではハンドルを持ち上げるが、フロントロータリー式はハンドルを押し下げる。

実力! 力強く、
しっかり深く耕せる

Interview.3-1FF500の最大耕深は
家庭用で最深※2の約20cm!

2 : 日本国内で販売されている耕幅60cm以下の耕うん機において

せっかくの耕うん機。ダイコンやイモなど根菜の土づくりにも期待がふくらみます!
クワだと深く耕すのが大変で……。
おまかせください。FF500の最大耕深目安は約20cmで、家庭用耕うん機でもっとも深く耕せるんですよ。
深く耕せるのも、FF500のエンジンが大排気量だからですよね?
たしかに、深く耕すにはパワーが必要ですが、それだけではありません。フロントロータリー式は深く耕せる構造になっているんです。
おもにどのあたりがポイントですか?
リアロータリー式だと、体に近いところにある耕うん爪がカバーで覆ってありますよね。これは土が跳ね上がるのを防ぐためなのですが、このカバーの形だと耕うん爪が土に入りきらないんです。
フロントロータリー式のカバーは邪魔しない形だから、耕うん爪全体が土に食い込んでいくんですね。この深さは魅力的です!
  • リアロータリー式の場合、土の中に入る耕うん爪は全体の半分程度。

Interview.3-2かたい土で活躍する
Honda独自の正逆転ロータリー

小さな耕うん機で土のかたいところを耕した時に、耕うん爪が入っていかなかった経験があるのですが、FF500はどうですか?
では、かたいところで試してみましょう。
わー、耕うん爪がしっかりと土に食い込む感触がありますね!
秘密は、この爪の回転方法。内側の爪と外側の爪が反対に回るんです。このふたつの回転で、土に当たった時に機械の浮き上がりを抑えるので安定して耕うんできます。HondaではこれをARS※3〈同軸・同時〉正逆転ロータリーと呼んでいます。

3 : ARS=アクティブ・ロータリー・システム

特別な技術なんですか?
はい、内側の爪を前に、外側の爪は逆方向に回転させる技術は、Hondaの特許。爪の前に土がたまらないからきれいに耕せますよ。
でも、パワフルなだけにかたいものに当たった時に機体が飛び出しませんか?
耕うん機が前に飛び出す「ダッシング」ですね。ご安心ください。正逆転の爪はダッシングも軽減できるんです。
ハンドルをギュッと握って抑え込まなくてもいいんですね。
大きいけど使いやすい「FF500の実力」、実感していただけましたか?
はい!私も使いこなせそうです!

かたい土の畑にもしっかりと食い込み、安定して耕うん。機械操作に慣れていない人にも安心。