新しい耕うん機の
登場で
大きく変わった
我が家の
菜園を
振り返る

ライター・写真/阪口 克

サ・ラ・ダFF500を購入し一年が過ぎた。石が多かった我が家の畑を新しい耕うん機でしっかりと耕し、夏から秋にかけては本当にたくさんの作物を収穫できた。そしてもうすぐ新しい春がやってくる。頼もしい耕うん機と過ごした昨シーズンを振り返りつつ、来シーズンに向けて土作りを始めよう。

サ・ラ・ダが
やってきて早一年

我が家に新しい耕うん機サ・ラ・ダFF500がやって来て、早いものでもう一年になる。春の植え付けシーズンを前に菜園全体を耕したのが懐かしい。「あの時は、大きな石がたくさん出てきて大変だったよね」「そうだったな。あれには驚いたよ」それまで我が家の畑では、大根やニンジンなどの根菜は、曲がったり又根になって上手に作ることはできなかった。その原因がFF500を使い始めて良くわかったのだ。「大きな石は取ったつもりだけど、土の中にこんなに残っているとはね。土も硬いし、これでは作物の根も成長しづらいよ」今までは、比較的浅い部分の耕うんが中心となり、深い部分の土づくりをちゃんとできていなかったのだ。それがFF500のパワーのおかげで深く耕せ、同時に多くの石を取り除けた。「お陰で、今年のダイコンとニンジンは真っ直ぐだ!」

ボタンひとつで簡単にエンジン始動できるのがいちばんの魅力。

ボタンひとつで簡単にエンジン始動できるのがいちばんの魅力。

培土器の畝立てで
美しい畑に

「畝を立てる時の培土器の力にも驚いたわよね」FF500にはアタッチメントで培土器を取り付けることができる 。これを使うと、我々のような初心者でもまっすぐな畝を作ることが可能で、我が家の畑は見違えるように美しくなった。「きれいに畝が並ぶから、あとの管理も楽だったよな」畝幅が整っているため苗の植え付けやマルチ張りもやりやすい。もちろんその後の中耕や追肥、畝間の除草も容易にできた。何よりも最初に美しい畑を作ると、植え付け後も野菜の見回りも楽しくて張り合いが出るのだ。

*アタッチメントの取り付けには取付用のヒッチが必要になります。

大きな石の多い我が家の畑。これまで気づかなかった深さまでFF500は耕してくれ、分からなかったたくさんの石を掘り出すことができた。
大きな石の多い我が家の畑。これまで気づかなかった深さまでFF500は耕してくれ、分からなかったたくさんの石を掘り出すことができた。

大きな石の多い我が家の畑。これまで気づかなかった深さまでFF500は耕してくれ、
分からなかったたくさんの石を掘り出すことができた。

硬く締まった土でもFF500なら、しっかり耕すことができる。

硬く締まった土でもFF500なら、しっかり耕すことができる。

こんなにまっすぐで形の良い大根やニンジンを収穫できたのは初めて。
こんなにまっすぐで形の良い大根やニンジンを収穫できたのは初めて。

こんなにまっすぐで形の良い大根やニンジンを収穫できたのは初めて。

気軽にスタートできる
耕うん機の力

「しっかり管理できるいちばんの理由がこれかな」そう言って妻は、FF500のハンドルについた赤いボタンを押す。するとキュルキュルと軽快なモーター音とともにエンジンが始動した。「エンジン始動が楽だと、思い立った時にすぐ作業ができるんだよね」以前に使っていた耕うん機では、エンジン始動時にチョークの操作とリコイルロープを引く作業が必要があった。慣れれば手間は同じなのだろうが、メインスイッチをひねり、始動ボタンを押すだけでスタートできるFF500のオートチョーク&セルフスターターは本当に便利だ。以前は作物の転換期にも耕す作業が面倒で、古い畝はそのままに新しい作物を植えていた。しかし、FF500が来てからは、気軽に畑を耕して新しい畝を作ることができる。このおかげで病害虫の被害や畝の周囲に生える雑草も減ったように思う。

新シーズンに向けて
畑をきれいに

さて、秋の収穫に向けて栽培していたサツマイモと落花生を掘り出した畑では、現在は二つの畝にブロッコリーと白菜、大根が残るだけとなった。そのほかの場所には腐葉土やバーク堆肥を撒いて、一度大きく耕そうと思う。「この時期でもFF500があると楽だよね」我が家の菜園がある秩父地方の冬は、非常に寒くて雨が少ない。この季節、土は硬く締まっている。これをクワやスコップで掘り返すのには苦労したし、軽い耕うん機では跳ね返されて押さえつけるのが大変だった。しかし、パワーと安定感のあるFF500なら、なんの苦もなく畑の土を深く掘り返してくれる。ほんの小一時間で、少し疲れた感じのあった畑はきれいに整った。「さあこれで一段楽。次は春野菜の苗作りだね」そう言って妻はFF500のハンドルをポンと叩いた。さあ春はもうすぐだ。次の一年に向け、我が家の菜園計画を立てるとしようか。

サツマイモと落花生も収穫。フワフワに耕した土のおかげで、肌がきれいで形良いサツマイモができた。でも落花生は難しい。来年再チャレンジだ!
サツマイモと落花生も収穫。フワフワに耕した土のおかげで、肌がきれいで形良いサツマイモができた。でも落花生は難しい。来年再チャレンジだ!
サツマイモと落花生も収穫。フワフワに耕した土のおかげで、肌がきれいで形良いサツマイモができた。でも落花生は難しい。来年再チャレンジだ!

サツマイモと落花生も収穫。フワフワに耕した土のおかげで、肌がきれいで形良いサツマイモができた。
でも落花生は難しい。来年再チャレンジだ!

新しい畝にラッキョウを植えてみた。初めての作る作物なので、どうなるか楽しみ。FF500のおかげで新しい挑戦も気軽にできる。
新しい畝にラッキョウを植えてみた。初めての作る作物なので、どうなるか楽しみ。FF500のおかげで新しい挑戦も気軽にできる。

新しい畝にラッキョウを植えてみた。初めての作る作物なので、どうなるか楽しみ。
FF500のおかげで新しい挑戦も気軽にできる。

阪口さんの耕うん機
サ・ラ・ダFF500
2004年の発売以来、絶大な支持を受けるサ・ラ・ダFF500が昨春にモデルチェンジ。セル&オートチョークが採用され簡単に始動可能。新型の大排気量エンジンはパワフルで広い畑も楽に耕うんできる。
サ・ラ・ダFF500