新しい耕うん機を求めて農機具店へ
秩父の山里へ移住して一番に嬉しいのは広い敷地を利用して自分たちの畑が作れたことだ。我が家の菜園は50坪を超える広さで、一年を通して数十種類の野菜を栽培し楽しんでいる。しかし、この広さの畑を手作業で耕すのは骨が折れる。移住翌年に「プチな」を譲り受け、その力強い耕うん力に驚いた。大活躍の「プチな」だったが、酷使と整備不良から不具合が目立つようになり、買い替えを決意。新しい耕うん機の購入に際して、メインで使う妻の希望を聞いてみると、①「エンジンが簡単にかかること」、②「畑まで楽に移動できること」、③「土が硬いところでも安全に耕うんできること」この3点を掲げた。農機具への理解不足からメンテナンスで苦労していたので、次に耕うん機を購入する時は、専門の農機具店で購入しようと決めていた。早速、家の近くの農機具店を訪れると、店内には多様な形状と大きさの耕うん機がならんでいる。素人ではどれを選んで良いかわからない。妻と二人茫然としていると、農機具店の店主が声をかけてくれた。